出版社/著者からの内容紹介
私たちの生活に大きな影響をあたえる「天気」は,昔から私たち
の大きな関心事です。それらの天気はどうして変化するのでしょうか? そこに
は三つの要素が深く関係しています。まず,大気の温度である「気温」,次に大
気の圧力である「気圧」,そして大気に含まれる「水蒸気」の量です。この三つ
の要素に,地球の自転の力や地形などの要素が加わって,すべての気象現象はつ
くられているのです。
この3要素を組み合わせて考えることで,風の吹き方や雨の降り方はいうにお
よばず,日本の梅雨や台風の進路,そしてアフリカの雨季・乾季や果ては南極の
気象まで,すべての気象現象が理解できるはずです。また,天気予報でよく目に
する天気図のしくみがわかれば,誰でも天気図を見ただけで,各地の気象が目に
浮かんでくるようになります。
本書では,気象のしくみをやさしく解説し,具体例を出しつつさまざまな気象
現象のつくられ方を見ていきます。本書を読んで気象の理解を深めることで,こ
れまで何気なく見ていた空や,天気予報がより一層楽しくなることでしょう。