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みるなの木 (ハヤカワ文庫JA)
 
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みるなの木 (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

椎名 誠
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

喉袋の中央通りにある宝貨転々ストアーに勤めていた男が、根卵の殻噛み職人を二人殺して金を奪い、山へ逃げた。おれは男を捕らえるため、武器を持って、呻吟榎や招魂樹が密生し、跳ね猿や呉羽鳥が跳梁する山へ入ることになったのだが…いつとも知れぬ時代のどことも知れぬ場所を舞台にシーナ・マコトが独特の文体でつむぎだす、おかしおそろしあやしの世界。奇怪的恐怖的滑稽的SF的官能的異態次元的超常小説十四篇収録。

内容(「MARC」データベースより)

SF小説の描くどこかとんでもない世界のとんでもない異態次元的超常空間の自在発想性に限りない興味と興奮を感じるという著者。きわめて個人的なヘンテコ空間に棲むヘンテコ小説を集めた超常小説集。表題作他13編収録。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 274ページ
  • 出版社: 早川書房 (2000/04)
  • ISBN-10: 4150306370
  • ISBN-13: 978-4150306373
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
  本書は、「アド・バードSF三部作」につながる異次元未来世界を舞台とした8篇と日常世界の6篇からなる、14篇の超常小説小品集である。6篇は日常世界を舞台にしてゐるといっても、「突進」が入社試験の話であるところなどは、異次元の「武装島田倉庫」につながっていくのであらう。小品のひとつひとつの完成度が高いので「SF三部作」を読んだことがなくても十分に楽しむことはできるが、メインディッシュはなんといっても「SF三部作」である。

  それにしても、椎名誠の超常小説はどうしてこんなにおもしろいのだらう。わたしにとって、読書は遊びであり、ひまつぶしである。椎名誠の超常小説の世界に引きこまれるのは、夢をみるのに近い気がする。それこそが、SFやファンタジーの楽しみではないだらうか。ファンタジーを読むと、教訓くさいと思ふことがある。ルイス・キャロルにはあてはまらないが、名作といはれるものでも、教訓くさいファンタジーがむやみやたらと多い気がする。椎名誠の超常小説は、その点でもすぐれてゐる。
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