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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
まさに「私は虫であり 虫は私である」を納得,
By チルチル (群馬県太田市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ) (大型本)
「ぐんま昆虫の森」展示コーナーで拡大されたマーヤの絵を一点だけですが観たことがあり、いつかは本を見たいと思ってはいました。 読売新聞の第1面に写真入りで熊田氏が紹介されていたので、たまらず購入しました。 小学1年の娘に読んでやりながら初見。ページを繰るごとに、 ぐっと胸の奥に迫ってくる美しく鮮やかな色彩。 リアルな昆虫たちの姿(特にクモなど)に娘はこわごわながらも 目が離せない様子でした。 絵本の読み聞かせボランティアをしていますが、 正直、クラス単位の人数での読み聞かせには不適と思います。 理由は文章はほんのダイジェスト的にあるだけで、 熊田氏の絵による昆虫と植物の世界をこころゆくまで堪能する本…といった趣だからです。 この本を見ると、原作者ボンゼルス氏のできるだけ原文に近い本を読みたくなります。 なぜなら、よくある絵本「みつばちマーヤ」ではこの絵が物語る「おはなし」の全容を 知ることができないと気づいたからです。 本書の最後に熊田氏が「いとしきマーヤとともに」という2ページにわたる 文章を寄せていますが、それを読むと 日本国内に流通している「マーヤ」本では誤訳から「スズメバチ」が「クマバチ」と 取り違えられていたり、クルトは実はカブトムシではなかったなどの 基本的な間違いが指摘されていますし そればかりでなく、スズメバチの恋人がトンボ(オニヤンマ)のシュヌックである! という 原作のディテールを知らないことに気づかされるからです。 熊田氏の昆虫に寄せる深い愛を感じる一冊です。 ★4つの理由は、文章があまりに抄訳すぎるので、もったいない、というのが理由です。 出版社側の都合であったにしても、物足りなさすぎです。巻末収録でよいから もっときちんと原作の内容がわかる配慮がほしかったです。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミツバチの背中に触りたくなる絵,
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レビュー対象商品: みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ) (大型本)
クマハチの柔らかい背中に触ろうとする幼稚園時代の熊田氏を園長先生はそっと見守ってくれました。その熊田氏が齢80を越えて描いたまさに命がけの作品。科学的な観察に裏打ちされた精細なスケッチに虫に触りたいという氏の気持ちがそのまま伝わってきます。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
戦前グラフィックデザイナーとしても活躍,
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レビュー対象商品: みつばちマーヤの冒険 (小学館児童出版文化賞受賞作家シリーズ) (大型本)
熊田先生は赤い蝶ネクタイがお似合いの、大変ダンディなお方。生き物の中では昆虫が、中でも一番’はち’がお好きなんだそうです。 熊田先生の眼は20倍相当の顕微鏡にも匹敵するのではないか、と言及する学芸員の方もいます。 戦中戦後の画材が手に入りにくい時代、もっとも身近にあった鉛筆と学童用絵の具を味方につけ 貴重な画材を無駄にしないため、一本の線を書き損じないように完璧に引いていく画法を 習得されました。 ’人間が美しいと思うから、美しいのですよ’先生のことばが心の中で響きます。
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