昨年、「あたらしいみかんのむきかた」という本が出版されて話題を呼びましたが、あの本とは基本的なコンセプトからして違います。
第一に、「あたらしい…」では、みかん1個の皮だけを使い切って作品を表現するという制限がありましたが、本書のむき方では、みかんの身も使います。それに必要な分の皮を切り離すので、ある意味、自由です。
第二に、「あたらしい…」では、十二支などの生物をモデルにした作品が中心でしたが、本書では、生物以外のものがほとんどです。
著者「選りすぐり」の24作品は、全体的に大ざっぱで適当。ツッコミどころ満載です。 「あたらしい…」は作品の完成度が想像以上でした。本書はバカバカしさが想像を超えていました。
著者によると、「20年間の個人的な研究成果の集大成」 だそうで、そう思って見直すと、余計に驚きました。「えっ、これが?」と。