富野由悠季監督が某誌の人生相談で「絵を描く仕事をしたい」という高校生に対して、「プロの世界の厳しさを知るためにこの本を読め」と言ったのが本書。
この記事を最近、某巨大掲示板で知ったのでさっそく読んでみましたが、予想を超えるダークさ。
あまりにも赤裸々で救いのない描写に、「よくもまあ自分が生きている世界を、これだけ身も蓋もなく描き続けられるものだ」と思ったのですが、著者もこれを描きながら嘔吐しているらしいと知って、「やはり」と思ったものです。
一言で言えば、ダークサイドの「まんが道」。
しかし、これは単なるギャグやパロディではなく「表現者というのはこうでなくてはいけない」という著者のメッセージだと思います。
まんがの世界にあこがれるすべての若者に読んでほしい。
そして、この「現実」を知ってもなお、まんが道を歩みたいと思う人が現われることを祈りたい。
しかし、この本を若者にすすめる富野由悠季監督も相当に意地悪だなぁ(笑)