政治家や経営者の「リーダーシップ」を論じることは、居酒屋からテレビ・新聞等々の「定番」ネタであるが、その多くは好き嫌いや印象批評に過ぎないことは明らかだろう。また安めの経営コンサルタントの「やる気」論でその場をやり過ごしても、明日は築けない。
本書は、『もしドラ』の二番煎じの『まんがと図解でわかるドラッカー』の二番煎じのと言うべき出版である。さりながら、前著『まんがと図解でわかるドラッカー』よりもテーマが「リーダーシップ論」と絞り込まれた点が幸いしている。
前著の短文での解説と図解の良さが受け継がれ、「まんが」部分も質が向上している。「まんが」になってきている。
その上で、前著のレビューでも記したように、本書をドラッカーのリーダーシップ論
を知るための一冊目として購入することは、お勧めできません。本書は、ドラッカーの著作を読む際に隣に置く、あるいはドラッカーの著作を取りあえず一冊読んだ後に解説本あるいは全体像を確認するために活用するのが本書にとっても幸せな方法と思います。