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第一部は、幼い椎名少年が映画に目覚め、八ミリで映画(らしきもの)を撮って大喜びしたりする話。まさに日本版「ニュー・シネマ・パラダイス」!
最新のデジカメやホームシアターを揃えている人が読んでも、初めて映写機に触れて大はしゃぎしている椎名少年を羨ましいと思うはず。
第二部は作家デビュー後の話で、初監督映画「ガクの冒険」がどのように撮られたかを描いている。これまた映画を撮るのが楽しくてしょうがない様子。
真剣に撮っているというよりも、無邪気に八ミリで遊んでいたころの延長で楽しんで撮ってる。金儲けのことはちっとも考えてないのがいい。
正直この映画はそれほど面白くはなさそう(笑)に感じたけど、作り手の優しさや楽しんでいる様子がいっぱいに伝わってきそうな印象を受けた。
この本にコピーをつけるなら「映画に捧げるラブレター」。
読むと古い映画を観たくなる。映画館にも行きたくなる。そしてなにより、夢中になれることがある楽しさを知ることができる!
オススメです。
特に子供のころからの異常なまでの「映像」へのこだわりは楽しく読むことができました。そして、後半の本格的な映画作りの話。読み終えたら実際にその映画を見たくなりました。椎名ファンならずとも楽しめる一冊です。
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