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まれびとたちの沖縄 (小学館101新書)
 
 

まれびとたちの沖縄 (小学館101新書) [新書]

与那原 恵
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

近代沖縄の苦悩のなかで生まれた「沖縄学」。
その父といわれる伊波普猷に決定的な影響を与えた新潟出身の国語教師・田島利三郎。
幕末、西欧諸国の思惑と琉球王国の危機に揺れる時代に滞在したユダヤ人宣教師・ベッテルハイムの葛藤。
琉球に源為朝がやってきたという「偽史」はいかにして生まれ、固定化したのか。江戸期の琉球ブームをときあかし、
「異国琉球」が「日本」に取り込まれてゆく過程を描く。また沖縄芸能は本土でどう受容されたのかを丹念に追う。
刺激的な日本/琉球・沖縄論。

内容(「BOOK」データベースより)

近代沖縄の苦悩のなかで生まれた「沖縄学」。その父といわれる伊波普猷に決定的な影響を与えた新潟出身の国語教師・田島利三郎。幕末、西欧諸国の思惑と琉球王国の危機に揺れる時代に滞在したユダヤ人宣教師・ベッテルハイムの葛藤。琉球に源為朝がやってきたという「偽史」はいかにして生まれ、固定化したのか。江戸期の琉球ブームをときあかし、「異国琉球」が「日本」に取り込まれてゆく過程を描く。また沖縄芸能は本土でどう受容されたのかを丹念に追う。刺激的な日本/琉球・沖縄論。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 小学館 (2009/6/1)
  • ISBN-10: 4098250322
  • ISBN-13: 978-4098250325
  • 発売日: 2009/6/1
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
テーマは地味だし、話は寄り道が多いけれど、たくさんの資料に基づいて沖縄の様々な人や出来事を語ってくれます。海上交通の要衝であるが故の苦悩は今も昔も変わらないことがわかります。
最初はこの内容で退屈せずに読み進めれるか心配しましたがさにあらず。読了すると、中世以降の沖縄の歴史の流れが頭の中にできあがります。
著者のご先祖さまが時々出てくるのもご愛敬です。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「まれびと」といえば折口信夫。
折口学の根幹ともいえる「まれびと」という概念の発想のきっかけになったのが、沖縄でのフィールドワークだとされている。
最初は、このタイトルにつられて購入。

沖縄や奄美で信仰されるニライカナイという理想郷があるが、本島からみた「海の彼方」である沖縄、あるいは「沖縄」からみた「まれびと」について、4つの異なる時代・視点において描かれる。

第1章は、近代における「沖縄学」の父といわれる伊波普猷と、彼に決定的な影響を与えた新潟出身の国語教師・田島利三郎を描く。
伊波の名前はかろうじて知っていたが、田島利三郎という人については初めて知った。
琉球に源為朝がやってきたという「偽史」はいかにして生まれ、固定化したのか、という2章めとあわせて、琉球・沖縄という場所が、日本や中国などの“大国”の思惑にいかに翻弄されてきたかがよくわかった。
池上永一『テンペスト』とあわせて読むのもいいかも。

また、幕末、西欧諸国の思惑と琉球王国の危機に揺れる時代に滞在したユダヤ人宣教師・ベッテルハイムの物語と沖縄芸能についても、丹念に描かれていた。

正直、市場が飽和気味の新書は、タイトルだけで内容が薄いモノも少なくないので買おうか迷ったが、「刺激的な日本/琉球・沖縄論」というキャッチに偽りなしでおもしろかった。
もちろん、ページ数の関係で駆け足な部分もあるが、リゾートや基地だけではない沖縄の姿を描いた入門書として、最適だと思った。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 辰己 トップ100レビュアー
形式:新書
著者は東京出身だが、名前からもわかるように
ルーツは沖縄にある。
これまで著者は寡作だが、ていねいなルポルタージュを発表してきた。
今回は「新書」という制約の中で、
沖縄にやってきて、沖縄に影響を与えた「まれびと」たちの足跡を
しっかりルポしている好著だと思う。

イデオロギーを振りかざすでもなく、ある意味淡々と、
しかしときに個人的な沖縄への「思い」を織り交ぜながら書かれる本書は、
自らのルーツのその先をたどるかのようだ。

琉球に源為朝がやってきたという「偽史」はなぜ生まれたのか……など
江戸時代の琉球ブームまでさかのぼりながら、
異国である「琉球」が、どうやって「日本」に組み込まれていったかを描く。
観光ものでもない、どちらかに偏った沖縄論でもない、
地に足のついた「琉球・沖縄」私論だと思う。
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