出版社 / 著者からの内容紹介
表紙にまあるいふたつの穴。穴の向こうにはそれぞれ「まる」の文字。なんだかこの表紙、顔のようにも見えますね。この絵本では、ページをめくるたびにさまざまな表情を見せる「まる」が登場します。 うれしいとき、かなしいとき、おこったとき、子どもたちは自分の感情をストレートに表現します。そんな喜怒哀楽の表情をこの絵本では「まる」と単純な色と線と面によって表現しています。また、「まるまるふにゃり」「まるまるえっへん」「まるまるこまる」「まるまるはてな?」などのシンプルで心地よい響きのことばが楽しさをより広げます。「まるまるさんかく」のページでは文字が絵に対応して三角形の配置になっていたり……と作者の遊びもそこここに見られ、まさに絵と文章がぴったりとかみ合った絵本です。 作者は現代美術の世界で多彩な創作活動を続けている中辻悦子さん。「形をくり抜くことで、平面の展開が立体的になって、子どもたちの想像力をよりかきたててくれたら」という中辻さんの思いが、穴あき絵本というかたちでみごとに実を結びました。
読んであげるなら:2才から
内容(「MARC」データベースより)
丸く穴のあいたところから、見えかくれする、鮮やかな色のまるや文字。「まるまるこまる」「まるまるえっへん」などおもしろい言葉の響きを味わいながら、いろいろな形や絵が楽しめる、幼児向き絵本。
著者について
大阪に生まれる。現代美術の世界で多彩な創作活動を続けている。1984年、西武美術館大賞展、1991年、台湾で開かれた第5回版画ビエンナーレ、1992年、子どものみた現代美術展、1995年出光真子・中辻悦子展などの他、個展多数。 絵本の仕事には「年少版こどものとも」の『これ め』(第104号)、『いろいろしかく』(第 号)、またレイアウトを担当したものに『もけらもけら』、『カニツンツン』(「こどものとも」第495号、以上、福音館書店刊)などがある。