登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いくらでも続きが読みたくなる不思議でリアリティのある世界観,
By
レビュー対象商品: まるいち的風景 第1巻 (白泉社文庫 や 7-5) (文庫)
行動トレース型ロボット「まるいち」を巡る一話完結型のSF風人情もののストーリーマンガ。主な主人公は、「まるいち」を開発したKAMATAの技術者・美月ななこと、そのモニター兼途中からKAMATAのアルバイトになる有里幸太だが、そこに何か訳ありの友人や会社の同僚などが絡み、「まるいち」を通して、人情ドラマが繰り広げられる。「まるいち」というロボットは地味な感じではあるが、その実態はエンジニアから見るとテクノロジーの固まりのようなもの。その「まるいち」を世界に溶け込ませ、様々なドラマと絡めていくストーリー展開は見事。キャラクターの線は、少女マンガ系の柔らかいものだが、扱っている内容はれっきとしたSFだ。 読んだ後から知ったことだが、本作品の初出は、まだ一般の人には“インターネット”や“ケータイ”も縁遠かった1993年のこと。最終的に、それから2001年までの間、読み切りの形で数少なく登場した作品らしい。1話ずつに時間がかけられているせいか、その完成度や、内容は、2008年の今読んでも十分に楽しめるし、考えさせられる。美月のエンジニアとしての「まるいち」への愛情も伝わってくるし、ロボット「まるいち」が存在したなら、確かにこんなこともあるよねーと思える、絶妙のリアリティが秀逸だった。 ひとまず、この文庫版上下「まるいち的風景」では、単行本未収録の話や、書き下ろしの完結編も掲載されているが、読み終わった後の感想としては、まだ毎月「まるいち」の最新話が読めたらいいのになーと思えるもの。飛び抜けたおもしろさがあるわけではないが、「まるいち」のある世界にどっぷりと浸れる、個人的には久々の良作。出会えて、買ってみて、読んでひとときを過ごせて幸せな気分になれた作品です。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ロボットを通して描く、人間の物語,
By
レビュー対象商品: まるいち的風景 第1巻 (白泉社文庫 や 7-5) (文庫)
家電メーカーから発売された、家庭用ロボット「まるいち」。まるいちの性能は、目の前で持ち主がやって見せた行動をそのままコピーし再現してみせるというもの。 家事に仕事に、一見便利そうな「まるいち」ですが、「機械」にも、使う側の人間達自身にも問題は山積み。 そのひとつひとつに向き合い解決してゆく、まるいちの開発者やユーザーをめぐる短編集です。 便利さと、その代償。人間は、進化する世界とどうやって折り合いをつけていくべきなのか? 人間同士の絆はどうなってしまうのか? そう作者は読者に問いかけ、答えを出そうと模索しているように思えます。 この作品が発表されたのは、アイボやアシモが世に出る以前だそう。その前に「まるいち」を考え出し、問題提起してしまった作者の発想は、かなりユニークです。 また、一見ユルく「ほんわか」とした作風なのに、時々厳しいほどに鋭い言葉が飛び出し考えさせられます。 あまり有名ではないですが、少女マンガが苦手な方、読んだことのない方にもお勧めの秀作です。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
優しい,
By 蒼澄 (大阪) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: まるいち的風景 1 (花とゆめCOMICS) (コミック)
柳原さんの描く漫画はどれもほんわか優しく、そして反対に痛い現実もしっかりと見つめています。キャラも一人一人魅力的で輝いています。 柳原さんといえば時代物、そんなかんじですが現代を舞台にしている作品ではまるいちが一番好きです。 是非、読んでみて下さい。 そして温かくなって泣いてください。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|