伊藤伸平氏が久し振りにSF、しかも古き良き巨大ヒロイン物を引っ提げてアクション誌上に降臨した作品です。
名うての特撮・SF・アニメマニアの伊藤氏らしく、痒い所に手が届く設定と細かいくすぐり(各エピソードの題名からして有名特撮作品のパロディ)に満ちたファンには堪らない作品です。
基本軽いギャグ風ですが巨大怪獣物を茶化すのでは無く愛情に溢れており、スリリングなシーンは結構ドキドキしますし、終盤現れる防衛省の新兵器は侮れぬスペックを持って居り、主人公達が1巻程能天気で居られるかも終盤の展開からすると怪しく、目が離せません。
老若男女にお薦め出来る内容ですが、可愛いながらも毒と諧謔に溢れて居り、一部エピソードは虫や脚の多い生き物が苦手な方には拒否反応を起こさせる物も有りますのでご注意を。
恐竜型怪獣が驚く程古典的なデザインなのには意識的な物を感じました。
絵が古い、なんて言って読まないと損をしますよ。