訳あって男装して執事をやっている設定のライトノベルの5巻目
この巻は、著者曰く短編集になっています。
設定は4巻の続き、つまり夏休みの後半5日間で起こるそれぞれのことをまとめています。
第0話は、前巻からの続きで執事くんの「妙な」告白のこれまた妙なフォロー
第1話は、完璧お嬢様、涼月の「にゅ!」な反則技
第2話は、危険な妹のこれまた危険な誕生日のお話
第3話は、なぜかBLがかけなくなっためがねフェチのナクルとデートもどきな話
第4話は、苦労人うさぎのメイド喫茶バイトの話
第5話は、ご主人である完璧お嬢様への料理を一緒に作る話
第6話は、0話のつづきのような執事くんと完璧お嬢様の濃い話
となっています。
これまでの巻は、女性アレルギーの主人公の「俺」が脇役で男装の執事くんが
中心の巻や、苦労人うさぎマサムネが中心の巻など、ありえないほど濃い
設定の脇役がキャラクターの個性で振り回してゆく展開であったのですが
この巻では、これまでの語り口は変わらないものの、主人公の「俺」が
中心となって話が展開しています。
しかも2話の妹の誕生日以外は、これまた主人公へのあわい恋愛感情という
これまたありえない設定になっています。
短編とはいえ、すべてが、伏線となって今後の巻が楽しみになっています
特に5話の料理は、壊れたぐらいに一途な執事くんの壊れた行動が
これまた楽しい話になっています。
すこしこれまでと系統が違いますが、これはこれで面白い内容に
なって一気に読んでしまいました。おすすめです。