出版社 / 著者からの内容紹介
本書は、1959年、貸本短編誌『虹』に全10回連載され人気を博した作品です。
バレエ物語の名作「赤い靴」が劇中劇として下敷きとなっており、靴に取りついた幽霊に導かれ、主人公の少女が踊り続けながら死の淵へと誘われるという、幻想恐怖少女漫画の傑作といわれています。また、バレリーナを夢みて死んだ少女の儚い幻想が生み出す恐怖譚でもあり、母と娘の絆の物語でもあります。なかでも、生と死が交感するさなかで少女が漂うように踊るバレエシーンは、特にファンタジックに描かれています。雑誌を元に完全復刻いたします。巻末に著者インタビューと金子デメリン(漫画家)、相田四(楳図研究家)各氏の解説が入ります。