今巻のテーマはずばり、「キス」です。いつもなら未遂だの、勘違いだので終わる筈のそれが、今回はしかし−−!おかげで、かなーり修羅場展開てんこ盛り。こりゃ、血を見るぞ……。
和樹のにぶさ、優柔不断さ、どっちつかずさ−−。こうしたものに周りの女の子達がしびれを切らしてきた感があり、それが今巻での「ある偶然の出来事」をきっかけに、遂にはじけてしまったというのが読んでの印象です。ここまでの溜めがかなーり長かっただけに、一度堰を切ってしまうと女の子達の恋という名の感情の奔流は止まることを知らず!みんなして、ブレーキペダルを踏む気配すらありませんでしたねぇ……。
夕菜の外道ぶりが2-Bの者達をある意味上回ってきていて、玖里子は「女」のスイッチが入った感があり、千早は和樹への控えめな態度を崩しつつあって、凜と舞穂は節度がどうとかで論争多々とそんな印象だった今巻。この次の話はどう転んでもただですむ筈もなし、ここからどう物語が展開していくのか楽しみにしつつ戦々恐々としつつ、次巻を待ちたいと思います。