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まともな人 (中公新書)
 
 

まともな人 (中公新書) [新書]

養老 孟司
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

二十一世紀最初の三年間の出来事とその周辺の人々の姿から、世界と世間の本質を見通し、現代にはびこる「ああすればこうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

今回は「あたりまえ」について考えてみよう。こういう話題ならできるだけ具体的なほうがいい―。養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書」問題も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすれば、こうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。

登録情報

  • 新書: 229ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/10)
  • ISBN-10: 4121017196
  • ISBN-13: 978-4121017192
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
正直に言うと、この作品の内容は私にとってはやや難しかった。

きっとそれぞれのトピックを

理路整然と説明されておられるのだろうが、

話の内容が多岐にわたるために、

「何がいいたいのか」を読み捉えることに困難を感じた。

論点を整理すれば、この本の内容は「バカの壁」と大差ない。

私は養老さんの作品すべてを読破した訳ではないが、

彼の論点には、一貫性はあると思う。

額面通りに読んでしまうと、「あたりまえだ」とか、

「まとも」、「ふつう」という言葉の意味に

混乱が生じてしまう気がする。

しかしながら、人間の脳が作り出す事象や、

理解できる事柄には限界があるため、

「何事も額面どおりに解釈するには、

リスクが伴いますよ」という点を

読者と共有されたいのだろうと、

個人的にはそういう結論を出すことにした。

「バカの壁」と同様に新しい視点を与えてくれたが、

養老さんが有名になる前に主張されてこられた論点を、

名誉を得た今、「昔から論点を変えていない」ということを、

どこかの誰かに念を押したいのかと思わせるような

「個人的な欲求」も感じられた作品であった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本編は「あたりまえ」ということについて考え、著者が文芸誌『中央公論』に2001年1月号から2003年9月号まで「鎌倉傘張り日記」としてつづられた時評をまとめたものとある。
おそらくは、前作「バカの壁」と関連する思想的な基盤をともなうものとして著者特有の感性で捉えたエッセイ集といっていい。だから、「ふつうはこう考える」とか「それがあたりまえ」という観点でとらえた世相との差異について記述したものともいえよう。
とにかく、短いセンテンスでたたみかける論調はリズムがあって小気味いい。たとえば、「いてもいなくてもいい虫の話」はこうなっている。

略…並べたらそれでおしまいか。それじゃあ、それこそなんのために捕ったかわからない。捕れたヤツが、あっちとこっちで、どこか違うんじゃないか。それをまさに呑取り眼で調べる。調べてどうなるか。その先を説明するとさらに疲れるから、もうやめる。なにか違いがわかったところで、どのみちいてもいなくてもいい虫の話である。ともあれ、四国も南紀も、山奥はいいところだった。何より空気が違う。歩いているだけで気分がいい。こんなことをいうと、気の利いた都会人はすぐに反論する。冬は大変だ。交通が不便だ。文化がない。退屈だ。たまに行くから田舎がよく見えるので、毎日暮らせたものじゃなかろう。そんなことは百も承知である。

自ら本業(ライフワーク)といわれる「虫の標本」を拝見したことはないけれど、間違いなくその標本のようなエッセイなのではないかと思われる。
何はともあれ、この一冊どうぞお楽しみください。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
本書は「中央公論」に連載されている「鎌倉傘張り日記」
2001年1月号~2003年9月号の掲載文を収録したものである為、
養老さんの考え方を知らない人には面白いと思うが、
ある程度分かっている人には
「バカ・・・」等の方が一貫性があって面白いとは思う。
養老思考の実践編と言った所だ。
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率直な意見
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環境が悪いとか、未来に希望が持てないとか

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面白い
 本書は学問について、テロについて、政治について、虫について、家族問題についてのエッセイなど

を収めています。... 続きを読む
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