スーパー・プログラマになる思考法ではなくて、著者がRubyを作ったときの思考法と言うべきでしょう。
著者は非常に多くのコンピューター言語の知識があり、特にLispの話が多く感じました。
それらを元にしてRubyの仕様を考えています。
読んでいて色々と納得することもあり参考になりました。
例えば、「オブジェクト指向は現実世界の反映ではない」と著者に言ってもらえて安心できました。
他のプログラミング本は「オブジェクト指向は現実世界の反映である」と書いていることが多くて違和感をいつも感じていたのですが、本書を読んだとき、自分の心の中にあるもやもやしたものが晴れた気分でした。
ただし、本書を読みこなすにはある程度のスキルが必要で著者ほどのスキルのない自分には正直ついていけない部分もありました。
C++, JavaそしてC#のような静的オブジェクト指向言語だけの経験では本書を読むのは辛い気がします。
少なくとも一つは動的オブジェクト指向言語(SmallTalk, Python, Objective-Cなど)を経験しないと本書を読むのは辛いと思います。
もちろんRubyの経験があるのが一番ですが。