この本は、ドイツで考案され実践され、大きな成果を上げている新しい市民参加の手法「プラーヌンクスツェレ」の日本で初めての単行本だ。筆者は、考案者ディーネル教授に師事してきた篠藤教授である。討議デモクラシーの市民参加の手法は、いま、非常に注目されている。数年まえから「プラーヌンクスツェレ」の縮小日本版ともいうべき「市民討議会」としてあちこちの自治体で実践もはじまっている。
この本を読めば、新しい市民参加の目的、利点、実践のための方法、多種多様な事例から結果まで、すべてのことがわかる。わずか100ページに凝縮された非常に内容の濃い、実践の手引きともいえよう。市議会議員を始め、市職員、政治に関心のある人も無い人にも、すべての市民に読んで欲しい、価値ある一冊である。凄い!市民のための政治ってこれだ!と実感できます。