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29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
一流科学ジャーナリストによる、科学時事放談,
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レビュー対象商品: まだ科学で解けない13の謎 (単行本)
謎、とある通り、本書は科学の行き詰まりを紹介するだけの本になっています。様々な科学分野の煩悶をパラダイムシフトが起こる直前状態と捉え、新たな科学への期待に変えているポジティブな一冊です。 科学に関する最新の動向が整理出来る、有意義な一冊でした。 本書で紹介された難題の解決に向けた議論は、常に対抗する意見との揚げ足の取り合いに終始していて、終結までの進捗はかんばしく無く、まさしく百家争鳴の状況を呈しています。 パラダイムシフトは不可能と思われる項目もありますね。 この本は、還元主義的な解釈が不可能な複雑系(ホーリズム)の台頭が顕著なこと、300年間変わらなかった「万有引力」を修正する議論が起こっていること、”生命の死”と”性別が存在する理由が説明出来ないこと”が進化論上の定説である「自然選択説」を仮説にしてしまう可能性があることなど、刺激的な内容を多く含んでいます。 特に、第11章で語られる脳科学のある成果は、著者が本章を読む前に心構えを要求するように、機嫌が悪いと受け入れがたい衝撃的な内容になっています。僕は本書の意見に同意します。 しかし、訳の出来がいまいち。もちろん、原書を読むほどの語学力はありませんが、「ふじゅうぶん」「世界じゅう」等、何故漢字に変換していないのか理解に苦しむ箇所が、これ以外に複数あります。 中々良い本なので、しっかり仕事して欲しいモンです。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
10年後に読んでもきっと謎,
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レビュー対象商品: まだ科学で解けない13の謎 (単行本)
13の謎は一つひとつが無関係かと思って購入しましたが、それぞれがつながりがあり、深みにはまっていく感じでした。 とはいえ、謎が解決しない不快感は読んでいてもさほどなく、 なぜ謎なのか、なぜ解決しないのかが分かるという点では、 科学や物理の知識がなくても理解できて納得感がありました。 論文の内容などが随所にでますが、大半が数行程度に要約されますし、 時々飛ばして読んでも、大局を理解できれば十分にも感じました。 謎についてのアプローチを、人物やその生い立ちなども絡め、 研究者の歴史小説を読んでいるような部分もあります。 読み終わって単純に思ったのは10年後に読んでも、 どれも謎のままではないかな。ということです。 逆に13の謎の続編などを10年後くらいに期待したいです。
30 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この本は名著である,
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レビュー対象商品: まだ科学で解けない13の謎 (単行本)
はじめは一種のトンでも本では,と用心していたが,amazon.co.uk で票を集めているトンでも本だと主張する意見に同意できなかったので,取りあえず訳本を買って見た.Dark matter/energy に始まり,homeopathyに至る十三のトピックは,確かに科学の眼から見て anomaly と捉えることができる.そしてそれぞれの問題に対する著者のインタヴューの相手は適切この上ないと思われる.この私の判断は,カタカナで書かれた人名をアルファベットに何とか復元して,英語版 Wikipedia で探した結果による.この作業はかなり面倒だったが,勉強になった.訳文が軽過ぎてあてにならない感じを与えるので原文より損をしているが,それは致命的ではない.2009 年現在での科学が抱える難問の状態が説明されてみると,あまりに矛盾だらけなのに驚かされる.一方で,宇宙がこのようなのは,そこに観測する人間がいるからだ,と真面目に説く人がいるかと思えば,地球外知性体の探査にのめりこむ人がいる.生きた科学の姿を見ることができて,面白かった.推薦.
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