祝文庫化の第二弾。
福野氏の車評論には本当にはまっている。この本では特に、日本の自動車デザインに敢然と喧嘩を売っている「日本車のデザイン」が秀逸だ。
スタイリングとモードに踊る1990年代中盤の日本車と日本の自動車メーカーに苦言を呈している。そして、10年後の今、それを文庫で読み返し、そこからの10年間を実際にあったものとして振り返りながら、この評論を読めるのは非常に意義深い。
最後に付録でついてるマツダロードスター主査 貴島さんとの対談がすごく良い。自動車ロンでの対談(当時は2代目ロードスターが出た直後)から8年目での対談だが、現行のロードスター開発コンセプトが熱く語られており、特にロードスターファンには必読だ。