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またまたインドへ馬鹿がやって来た
 
 

またまたインドへ馬鹿がやって来た [単行本]

山松 ゆうきち
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「うどん」と「漫才」で一攫千金!?無謀と混沌の笑いに満ちた海外起業コミック第二弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山松 ゆうきち
1948年の7月8日に鳥取県倉吉市で誕生。中学卒業後に様々な職を転々とし、十六歳のときに大阪の出版社「日の丸文庫」に原稿を持ち込み、そのまま同社に居座ってキャリアをスタート。編集者を兼業しながら1965年に同社の貸本マンガ誌「オッス!」でマンガ家デビューし、十八歳で上京。あすなひろし、川本コオのアシスタントなどを経て、「週刊漫画TIMES」で雑誌デビューも果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 日本文芸社 (2011/05)
  • ISBN-10: 4537258373
  • ISBN-13: 978-4537258370
  • 発売日: 2011/05
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By TaroTaro トップ500レビュアー
平田弘史の「血だるま剣法」をインドで出版して一攫千金を得ようとした顛末を描いた「インドへ馬鹿がやって来た」を08年に刊行、好評を博したものの、また仕事がなくなった(本人談)著者が、今度は「うどん屋」と「漫才」、そして自ら書いた「漫画」と他の漫画家の翻訳で一攫千金を得ようとインドへ向かった顛末を描いた作品。

前作はわからないが、本作はそれをネタに漫画を描こうとしてインドに向かった。二匹目のドジョウを狙ったと言ってしまえばそれまでだが、著者はとっくの間に還暦を過ぎた老人?、そのバイタリティには尊敬の念すら抱いてしまう。

前作から数年しか経っていないのに物価は2倍以上になり、インターネットや携帯電話が(ある程度)普及していたインド。ニュース等では、インドのIT産業を中心とした経済成長が伝えられているが、この作品からもそれが伝わってくる。
とはいえ、インド人の気質が変わるわけではなく、2度目のインドも相変わらずトラブルばかり。

でも、著者も前回の経験を活かし、前回以上に飄々と対処している(ただ、一度だけ相手を殴るほど激高してしまったが)。そして、著者の飄々とした絵柄。この飄々としているところが、作品のおもしろさなのだと思う。

インドを経験した人は、二度と行きたくない人と思う人と、魅力に取りつかれ何度も行ってしまう人に分かれてしまうそうだが、著者は一体どちらの人なのだろうか。

本作には、著者がインドで出版した漫画「サイキール リクシャー ワーレ キ ドカーン」、書き下ろし短篇小説「ロクロウという名のインド人」、そして著者のインド行きを世話?し、漫画の翻訳も担当した女性(日本人)との対談が収録されているが、それを読むと、著者が自覚しているかどうかは別にしてインドにはまっているように思えた。
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パート2は期待はずれが多いものです。たしかにこの本も残念ながらそんな感じ。パート1よりインド慣れした目線で書かれている様子。
今回は、漫才とカレーうどん屋台をデリーで挑戦した経験を描いておられます。ひとつに絞ってない分、どちらのチャレンジ体験も中途半端で散漫なかんじで中身が薄いです。そもそもチャレンジ自体がネタ目的かな?あまり真剣度が感じられない。(それでも実行したのだからたいしたものです!それもスラムで!)前作は、著者の本職の分野の漫画の出版に奔走する姿に焦点をあてていて面白かったのに残念。

それでもインドネタは面白かった。長距離列車に乗ったエピソードに、トイレの話などはまさに私が興味あったところでもあり満足しました。そのエピソードの数々が、さっぱりとしていながらも緻密な作画力で書かれているからリアルで楽しめます。こういうのは文章だけの旅エッセイだとインパクトないですから。そして、普通の感覚なら相当きついであろうと思われる状況を、楽観的なあっけらかんとした明るさで捉えで描かれてます。暗い恨み言があまり出てこないのは著者の豪胆な人格でしょう。

巻末のインド人向けに描いたという短編マンガはよかった。ショッキングでもあり、じんときます。(現地で売れるといいですね、、)それ以上に豪胆というかオープンというか命知らずな著者のインドでの生活ぶりに脱帽です。私も一回だけインド旅行しましたが、面白かった半面、女性一人旅で何かと不愉快だった点があったので余計に。
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