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まじめの罠 (光文社新書)
 
 

まじめの罠 (光文社新書) [新書]

勝間和代
5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (58件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◎ 著者の言葉
この本は「まじめな人」に捧げる本です。
「まじめな人」とは、ある目標に向かって一所懸命に突き進んでしまう人。
「まじめ」は日本では誉め言葉ですが、本当に褒め言葉に値するものなのでしょうか。
そのことを疑ってほしい、というのが本書の考え方です。          

◎ 内 容
「まじめの罠」とは、何かに対してまじめに努力した結果、
自分や社会を悪い方向に導いてしまうリスクを指す。
そして、いま、日本社会全体がこの罠にハマっていると考えると、
いろいろな謎を解くことができる。
あなたは、この罠にハマっていませんか?
「究極の優等生」として悩みながら働いてきた著者が
渾身の力を込めて綴る、「脱・まじめ」の上手な方法と、そのご利益。

◎ 目 次

はじめに

第1章 「まじめの罠」とは何か、そして、なぜ「まじめの罠」はあなたにとって危険なのか
1−1  「まじめの罠」とは何か
1−2  「まじめに生きる人生」は「幸せな人生」か?
第2章 あなたが「まじめの罠」にハマってしまうメカニズムを理解しよう
2−1  「まじめの罠」を生む外部要因----日本社会式エコシステムの存在
2−2  「まじめの罠」を生む内部要因----「まじめ」に特化したことによる大局観不足
第3章 「まじめの罠」の害毒
3−1  「まじめの罠」が当事者に与える害毒
3−2  「まじめの罠」が社会に与える害毒
第4章 「まじめの罠」に対する処方箋
1 失敗を恐れるな
2 問題設定そのものを疑え
3 動物的な勘、身体感覚を養え
4 独立した経済力を持て
5 自分のまじめさや常識を疑え
6 正しい自己認識を持て

おわりに

◎ 著者プロフィール
勝間和代(かつまかずよ)
1968年東京都生まれ。経済評論家。
現在、株式会社「監査と分析」取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。
早稲田大学大学院ファイナンス研究科、慶応義塾大学商学部卒業。
アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。
少子化、雇用、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を続けている。
著書に『お金は銀行に預けるな』『会社に人生を預けるな』
『日本経済復活 一番かんたんな方法』(宮崎哲弥氏、飯田泰之氏との共著。以上、光文社新書)など多数。

内容(「BOOK」データベースより)

「まじめの罠」とは、何かに対してまじめに努力した結果、自分や社会を悪い方向に導いてしまうリスクを指す。そして、いま、日本社会全体がこの罠にハマっていると考えると、いろいろな謎を解くことができる。あなたは、この罠にハマっていませんか?「究極の優等生」として悩みながら働いてきた著者が綴る、「脱・まじめ」の上手な方法と、そのご利益。

登録情報

  • 新書: 193ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/10/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334036465
  • ISBN-13: 978-4334036461
  • 発売日: 2011/10/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (58件のカスタマーレビュー)
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900 人中、848人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
詭弁の罠 2011/10/31
By ワッフル 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
この本のクチコミに著者が登場したので発言を興味深く読ませてもらいました。それほどまでに著者が批判されるなら、良きにしろ悪しきにしろ何か重要なメッセージを伝える本だろうと思っていました。この本を読んでみて拍子抜けしました。これ、大人向けの本なんですか。「まじめの罠」というキーフレーズの下、世の中のさまざまな失敗例が語られます。

ですが、その「まじめ」が定義されていません。

最初にユダヤ人を大量に処刑したアイヒマンの例が出てきます。アイヒマンはまじめだから残虐な行為を行った、と著者は思いたいようです。違います。ミルグラムの本を著者は紹介していますが、ミルグラムは誰もが簡単に権威に「服従」することを心理学の実験で示しました。アイヒマンがまじめだったとしても、それが原因ではありません。二つのことが同時に起こったり、一つのものの中にあっりしても、一方が原因で一方が結果とは言えません。

「まじめの罠」という著者の結論は著者が紹介したミルグラムの実験結果と矛盾します。読まずに想像で判断したのか。ネットの安直な解説を真に受けたのか。読んだけど理解できなかったのか。とにかく、自分で紹介した本の中身を理解していません。これはかなり恥ずかしいと思います。

クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』も「まじめの罠」の例に紹介されています。クリステンセンの主張はまじめにやると失敗する、ではありません。長くなるので詳細は省きますが、その産業に属する企業群を支配する経済的な力学が働き、まじめに努力したとしても、やがて新興のベンチャーに負けてしまうというのがクリステンセンの考えです。まじめに努力しなかったらもっと早く負けてしまうのは言うまでもありません。

ラーメン店の競争が激しい中、自分の味を求め新規開業する。これはまじめですか。いいえ、「わがまま」です。自分の好きなことをして儲けたい。そんなに世の中は甘くありません。意図的か無意識か、「まじめ」の定義が変わります。このやり方ならどんなものでも「まじめ」と言えてしまいます。

著者は「まじめの罠」というキーフレーズで、あれも説明できるよ、これも説明できるよ、と言いたいのですが、現実は著者の考えるほど単純ではありません。テレビの水戸黄門のファンは多いと思います。代官と越後屋は徹底して悪い人、搾取される百姓や町人は徹底して良い人。単純だから良いのです。仕事で疲れて帰ってきて、複雑な心理ドラマを観たいと思いますか。

この本は普段活字を読まない人には読みやすいと思います。論理が単純だからです。ですが、現実の世界は水戸黄門とは異なります。単純で分かりやすいことと、正確であるということが一致することは稀です。だからこそ、物事を複雑なまま捉えて分析しないといけないのです。でなければ、どんな難しい理論もたとえ話で説明できてしまいます。

著者に望むことは引用する文献をしっかり読むこと。著者にオリジナリティがなかったとしても、忙しくて専門書を読む時間がない人のために、原著を原語で(経営学や心理学の本は誤訳が非常に多い)精読して、読者に噛み砕いて説明してくれるなら価値はあると思います。逆に、いい加減な理解で読者に間違った知識を与えてしまうなら、読者は修正に時間が掛かります。その意味でこの本は星一つにせざるを得ません。買うお金、読む時間、間違いを修正する更に長い時間。大変な出費です。

この本には「私(著者)を嫌う人」の紹介とその批判がありますが、その定義も著者に都合の良い、やたら感情的で、論理性に欠如するような議論をする人たちに描かれています。自分が論破しやすい「私を嫌う人」像を作り、それを批判し、結果として自分の正当性を主張する。読者はその定義がそもそも正しいかを自分で検証してほしいと思います。

この本でたった一つ良かった点。自分の間違いを認めるのに躊躇してはいけないということ。人間は自分の間違いを認めたくありません。とくに高いお金を出した講習会等は価値があると思いたいものです。今までの投資が無駄になりますから。

ですが、例えば今まで毒を薬だと信じて高いお金を出して買って飲んでいた人たちも、毒だと知ったらすぐに飲むのを止めるでしょう。正しいことを知ろうと思っても、間違ったことを覚えるなら、毒と変わりません。

1920年代のアメリカで放射性物質のラジウムが健康に良いという流行がありました。ピツバーグの実業家がラジウムドリンクを飲み続け、友人にも勧め、当人も友人も骨がぼろぼろになってなくなりました。

ラジウムを利用した疑似医学の動画があります。 興味のある方は uu96STA5BDA で検索してください。当時のアメリカより今の日本のほうが科学的でしょうが、個人の判断力が上とは言えません。むしろネットで安易に得られる情報に慣れてしまい、じっくり考えることが疎かになっていると思います。そういう人が疑似科学やこういう本を信じてしまいます。
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104 人中、85人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
愛憎マーケティングで購入。斜め読み。

 間違ったやり方ならまじめにがんばっても成果が出ない。間違った「まじめ」をやめて、成果が出るように行動しましょう。と。
 当たり前すぎる。

 いいことを言っているのだが、読後感は悪い。

 今の日本を悪し様に罵り、それに対して解決策を提示する内容だが、現状指摘のエピソードは突っ込みどころ満載である。
 たとえば、大震災後、駅のホームでたくさんの人が電車を並んで待っていた、余震も起こるかもだし危ないんじゃないか?、電車以外の方法で帰ったら? と勝間さんが感じたというエピソード。しかし、家が遠いから電車じゃなきゃ帰れないとか、理由はそれぞれあるのだろうし、知りもしないで評論するのはいかがなものか? 誰もが勝間さんのように都内に住めるわけでもない。挿入するエピソードは選ぶべきだった。
 突っ込みどころについては他のレビューご参照ください。

 批判が本の大部分を占める。
 解決策(第4章)は「勝間メソッド」の焼き直し。新味に欠ける。
 あとがきで「勝間塾に入りませんか?」と宣伝。

 目次を読めば内容は予想できるし、読む価値は低い。

なぜ読後感が悪いのか?
 勝間さんが師匠としている神田昌典さんは「起業に向いている人というのは、起業せざるを得ない人。自己主張が強くて、周囲とうまくいかない人。こういう人は会社でやっていけないのだから、起業せざるを得ない」と言ってた。勝間さんは起業したが、自己主張が強すぎて適応できなかったんじゃないかな?
 自分が適応できなかった社会に、恨みの気持ちで書かれたように感じた。だから読後感が悪いんじゃないかな? 間違ってたらごめんなさい。
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152 人中、122人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「まじめ」という言葉の意味を、辞書にある意味(まじめ【真面目】(1)真剣な態度・顔つき。本気。(2)誠実なこと。〜広辞苑第6版より)からかなり逸脱させているので、どうしても違和感と無理矢理感が拭えなかった。
「まじめの罠」を「まじめに努力した結果、自分を、あるいは社会を悪い方向に導いてしまうリスク」と定義しているが、たとえば例にあげられている「意味のない会議」や「前例尊重主義」などは、やっている人たちがいたら「まじめにやれ!」と怒鳴りたくなるくらいのもんなので、「それがまじめの罠なのです」と言われてもピンと来ない。

 本書でいう「まじめ」は、書かれていることから類推すると「思考停止、思考の硬直化、事なかれ主義、融通が利かない、杓子定規、紋切り型(ステレオタイプ)、いわゆるお役所体質」などだと思う。
 津波で高台に逃げなかった悲劇的な出来事、日本の超過労働や過労死、異質なものを排除する社会など、誰もが妥当性を欠くとかおかしいと感じる事象をあげて、「これもまじめの罠です、これもまじめの罠です」とくり返している。本書を読む勝間氏のファンは、「そうだ、それもこれもまじめの罠だ。気をつけなくては。ためになった」と思うのだろうか。

 勝間氏を嫌う人たちの典型的なパターンの一つが、「まじめに仕事をしているわりには成果が出ていない人」、具体的には「高学歴であるにもかかわらず高収入を得ていないとか、頑張っているにもかかわらずつまらない仕事しか与えられていないような人たち」と述べている。どこまで裏付けがあるのかわからないが、つまりは勝間氏に批判的な人は「まじめの罠」にハマっていることが多いという論旨だと思うが、私の印象とは大きく違う。

 ここのレビューでも、また某大手新聞社の討論サイトでも、なぜかネガティブレビューを書く人や反論者(そういう人が勝間氏を嫌っているとは限らないが、どちらかというと批判の気持ちを抱く人たち)のほうに、圧倒的に視野が広く面白い意見を述べる人が多いと思う。逆に支持者には、よくいえば素直な人、氏のいう「まじめの罠」にはまっている人が多いように感じる。あくまでもレビューや書き込みから私が感じる印象に過ぎないが。

 本書の中で、勝間氏は「まじめではないのに結果を出している人に対して敵意をもっている」かどうかが「一番のまじめの罠:判定リトマス試験紙」と言う。「物ごとは結果も大事、でも、プロセスもそれと同じか、それ以上に大事だという考え方は、まじめ教の信者に共通しています」と。
 私は、プロセスもそれと同じか、それ以上に大事だと思う。本書は、「まじめの罠」というキーワードを思いつき、プロセスすっ飛ばして書いたのではないかと想像させる作りだ。確かに売れているようだから、プロセスすっとばして結果を得ていることになるのだろうが、それは大局的に見ていいことなのか。

 売れさえすれば本を出す出版社の姿勢に、ほとほと嫌気がさしている人は多い。目先の利益ばかり追って良質な本作りの姿勢をかなぐり捨てたら、長期的にはどんな結果にたどり着くのか、ちょっとは考えてもらいたい。これはもちろん勝間氏だけのせいではないが。
 勝間氏は、自分を批判する者の動機は、成功者への嫉妬やねたみ、現実社会でのストレス解消のための「強い者いじめ」(本書より)だと頑なに思い込む「まじめの罠」にハマっているようだが、そろそろその呪縛をといたほうがいいと思う。
 私は本書を読んで、「人間、やっぱりまじめにやらにゃあかんな」と思った。いま全然まじめでないだけに。その意味では役立ったので★2つ。
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投稿日: 3か月前 投稿者: とよぴ〜
書評が面白い
昨年末から気にはなっていたのですが、ようやく読みました。
色々参考にさせていただける内容があったので、何点かピックアップすると、... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: kenken
愚か者
いや〜どうしようもない。

女友達か恋人と喫茶店で話したらいいんじゃないんですかという内容。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: bookholic
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