善意の人を騙そうとする輩はいっぱい居る。腹立たしいけれども、残念ながらわれわれは今そういう社会で暮らしているのだ。できるだけ騙されないように、また騙されても被害を最小限に食い止めるようにしなければならない。本書は騙される人間の心理や状況を分析して、善意の人もちょいワルにならなければ、とんでもないことになりますよという忠告をしている。かつて何回か悪徳商法の連中に接した体験から、なるほどなと思い当たるふしがある。とにかく、こちらが頼みもしないことを一方的に勧めてくる奴は、自分が直接その身元を確かめられるのでない限り、すべて断るのが一番安全だ。