特別なことができるとか、びっくりするくらい賢いとか、テレビに取り上げられる犬のパターンはいままではそうだったと思う。でもまさお君は違った。好奇心旺盛でやんちゃ、食いしん坊で人も動物も大好き。そしてなによりも旅が好き。ときには松本さんをグイグイ引っ張って歩き、興味があるものには突進する。まさお君を見ていると「ありのままの素晴らしさ」を実感できた。
初めての犬を飼いはじめて、しつけで悩んでいたときにテレビでまさお君を見て肩の力が抜けたのを覚えている。そんなに肩肘張らなくていいんだよ、と教えてもらったような気がする。ちょっとくらい言うことを聞かないからといって悲観することないじゃないと。旅をするまさお君は本当に楽しそうだった。人と犬との素敵な関係があった。
そんな彼が亡くなってもう半年近くがたつ。日本全国を旅し、人々を和ませ笑いをもたらしてくれたまさお君はある意味スゴイ名犬だったのだと思う。(名犬っぽくないところがまた親近感を持てた)ありし日のまさお君の写真満載の本です。