「まくらのせんにん さんぽみち」がすっかり気に入り、「これは是非シリーズ化を!!」と熱望していた矢先、著者のかがくいさんの訃報に接しました。永遠にかがくいさんの新作が見られないかと思うと悲しくて悲しくて・・・。
そんな矢先、「まくらのせんにん」の新作が登場し、うれしいやらうれしいやら。
しかもタイトルは「そこのあなた」。なんとも思わせぶりじゃないですか。「さんぽみち」で意外な展開を見せた「まくらのせんにん」、今回は「そこのあなた」という最早展開を想像させることさえ拒否しているタイトルで、一体どんなストーリーで楽しませてくれるのやら。
本屋さんで実物をお見かけすると、なにやら「しかけえほん」の文字があります。
しかけえほん? どうみても普通の本だよなあ・・・。
これがかがくいさんが書いたものだと言うことも失念し、ほとんど「しかけえほん」のところはスルーして読み始めてしまいました。
するともう、「さんぽみち」をはるかに上回る驚愕の展開が待ち受けていました。本屋で一人にも関わらず、周りの目もはばからずに大爆笑するところでした。あぶないあぶない! この薄さでこのしかけ。ロバート・サブタもびっくり。これは世界最薄の「しかけえほん」としてギネスに申請すべきです。
そしてそこのあなた。この本を手に取ったからには、「なんだよこんなしかけ」なんてさびしいこと言わないで、一緒になってノリノリになりましょう! その方が絶対楽しいから!!