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ぼんぼん (新潮文庫)
  

ぼんぼん (新潮文庫) [文庫]

今江 祥智
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商品の説明

内容紹介

突然の父の死。祖母の死。そして戦争がはじまった。日々の暮らしのなかで何が変わり、何がなくなっていったのかを、多感な時期を迎える“ぼんぼん”・洋の目をとおして語る。さまざまな人間模様、危険なできごと、淡い恋心――。力強く生きぬく少年の姿を、大阪弁にのせて、ていねいに描いた作者の代表作。(解説=山田太一) --このテキストは、 単行本(ソフトカバー) 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

開戦直前に父を失い、長兄は兵隊にとられ、小学校4年生の洋と中学1年生の洋次郎、そして世間をよく知らぬかあさんの3人が残された。父に恩があるという老いた元ヤクザに助けられながら、懸命に戦争の中を生きて行く子供たち。しかし日を追って敗戦の色は濃くなり、一家の頭上にも爆撃の音が近づいてくる。大阪の街を背景に、少年の目の高さで戦争体験を描く感動の自伝的長編。

登録情報

  • 文庫: 462ページ
  • 出版社: 新潮社 (1987/06)
  • ISBN-10: 4101002126
  • ISBN-13: 978-4101002125
  • 発売日: 1987/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 382,210位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By avonlea
形式:単行本
昭和16年、小4の小松洋は中1の兄、洋次郎と行ったプラネタリウムで、北極星がいつか変わってしまうことを知る。絶対に変わらないものなどないことを知った兄弟は、その後、父の死、祖母の死を体験する。さらに、兄弟の幸せな生活に、太平洋戦争が暗く影を落とし始める。・・・

次々と幸せな生活を失っていく洋と洋次郎の姿が、ほんわかとした大阪弁で絶妙に語られている。裕福な家庭に育った"ぼんぼん"こと洋と洋次郎が、戦争を通して成長していくのだが、この物語になくてはならない人物が、小松家にやってきた元ヤクザの佐脇さんだ。落ち着いた物腰、賢くて優しくて、それでいてユーモアのセンスもある。父を亡くした小松兄弟の父代わりとして、兄弟に多大な影響を与えた、素敵なおっちゃんなのだ。
俗に言う戦争文学だけれど、決して暗くなく、むしろ明るく描かれている。絶対、オススメ!

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yasu
形式:単行本(ソフトカバー)
大阪弁で書かれた文体はとてもやさしく心地よいものでしたが、ストーリーが素晴らしく引き込まれました。脇役が秀逸。特に何かと主人公を支える佐脇さんがいい。
戦争中の話で、戦争について考えさせられますが、少年期の物語として傑作です。続いて「兄貴」読む予定です。
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