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ぼくんち (3) (スピリッツとりあたまコミックス)
 
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ぼくんち (3) (スピリッツとりあたまコミックス) [単行本]

西原 理恵子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,019 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

▼第1~38話
●登場人物/二太(本編の主人公)、一太(二太の兄)、おねえちゃん(二太の姉)、こういちくん(一太の兄貴分)、みきおちゃん(おねえちゃんの彼氏)
●あらすじ/「生きていく中華料理屋」のおかみさんが死んだ。働きものの漁師、松じいちゃんが死んだ。たぶん、こういちくんの父親だった人だ。そして、こういちくんのねえちゃんが死んだ。みきおちゃんは、飯場でみんなの給金を盗んだのがバレて逃げた。一太にいちゃんは町を出ていった。そしてぼくも、シンセキのじいちゃんにもらわれていくことになった。じいちゃんの小さな漁船にのって入江をまわると、いよいよぼくの町が見えなくなった。でも、ぼくは知ってる。こういう時は笑うんだ…。
●本巻の特徴/借金山盛り、不幸てんこ盛りのお話だけど、奇妙に透明な読後感。オールカラーで繰り広げられる、不思議なサイバラワールドもついに本巻で完結。

出版社からのコメント

どんなに貧乏でも明るく生きるための絵本。ぼくんちにはとうちゃんがいない。かあちゃんもいない。でもぼくらは生きている。にいちゃんとぼくとで生きている。毎日がとっても大変だけど、きっと明日も楽しく暮らせると思う。絶対そう思う。

登録情報

  • 単行本: 79ページ
  • 出版社: 小学館 (1998/02)
  • ISBN-10: 4091792731
  • ISBN-13: 978-4091792730
  • 発売日: 1998/02
  • 商品の寸法: 18.8 x 15.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
きっと現実 2005/10/7
By kuppa
形式:単行本
けして楽しい物語ではない。
子供はそのおかれた現実を理解できていたり、できていなかったりする。
できた一太は己を暴力と猥雑の中に自らを飛び込ませる。
できない幼い二太は見る。
ただ、見る。
暴力と汚辱の中に自ら飛び込んでいった兄を見、
もとよりないものであるはずの母を慕い、その代替としての姉を心より慕う。
かのこの目は彼女のその美しさとは裏腹に、
綺麗なものを見たことがまるでない。
愚かな母を見続け、どうしようもない仕事にその体を浸すしか術を持たない。
おいしいごはん。
それが彼女への、たったひとつの許しですらある。

こういちくんはきれいなものが見たいと言う本当の心を
いちばん大切な人の死によって知らされるはめになる。

お父ちゃんに死んでほしい女の子。お母ちゃんが死んでも商売は止まらんので、列車を走らせる家族。
生まれてから一度もきれいなものを見たことのないおっさん。
何も持っていないから、何もかもがなくなっても誰にも文句が言えない奴。

誰ひとりとして、この物語の中では救ってもらえない。
誰ひとりとして、救ってもらえるような奴なんかいない。

だけど子供は、笑うのだ。

そして言うのだ。

「こういう時には、笑うんやろ」

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
西原最高傑作 2004/12/1
形式:単行本
人間生きていく上で、よかれと思ってすることが悲しいこととイコールになることがある。
姉ちゃんは二太によかれと思い、別れを決意するがやはり別れは悲しい。
そして迎えにきたじっちゃんに二太は島を離れながら言う。
「ぼく知ってるで。こういう時は笑うんや。」
ああだめだ。こう書いているだけで泣けてくる。
コーイチくんの姉さんが死んだ時も泣いたがこの最終回もだめだ。
頭に浮かぶだけで涙目になる。
人生かなり長く生きてきた中で5本の指に入る泣かせる作品。
しかもお涙ちょうだいものでは全然ないところがすごい。
この人の作品はお笑いモノ系と情緒モノ系に分かれるのだが、この作品は
両者がほどよくブレンドされた上に化学反応を起こし、とてつもない傑作となった。
でも言葉ではうまくこの涙が説明できない。読んでいただくしかない。
(必ず全巻必読)
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 不器用で、うまく生きられなくて、かっこわるくて、力もなくて。だから、どえらい貧乏で、どん底で、希望のカケラさえ持たない人たち。ないないづくしの人生をぎこちなく生きている。
 そんな人たちにサイバラは殴りながら言うのだ、「泣いて腹がふくれるかぁ!」「泣いてる暇あったら笑え!」と。
 なんちゅう世界でしょうか。サイバラの世界にタテマエなんて存在しません。あるのは、めっちゃキツイけど、まっすぐ前見て自分の人生笑ったれ!という喝のみ。これはきっと、サイバラのホンネ。
 もしも人生崖っぷち、断崖に立ってその底を為す術もなく眺めていたら、きっとサイバラが無言で現れて、ガッと髪をひっつかみ、一緒に底まで落ちていってくれる。サイバラの漫画にはそういう優しさがある。崖の上からロープたらして救出なんていう偽善は、サイバラにはないんだから。
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最近のカスタマーレビュー
絵本であり「文学」である。
何となくスパッと終わってしまった様な印象を受けますが、ダマサレてはいけない。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/5 投稿者: アイク
星五つ文句なし
りえぞう先生の名作「ぼくんち」の完結編。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/22 投稿者: にあぁ
これはいいです
無条件に泣けてしまう漫画、というのが私にはあるんですが
これはまさにあてはまりました
読んだ後にとてもじーんときます。... 続きを読む
投稿日: 2003/9/9 投稿者: はすき
生きていくこと
全3巻、かなり泣いた。実際、涙が零れて染みになってしまった
部分のページも数カ所ある。

マンガで泣く、よくある事である。... 続きを読む

投稿日: 2003/8/4 投稿者: GoGoGoR
何だろう。
何だかわからない暖かさが、とても切ない。
もっと気を抜いて生きていてもいい気がしました。
投稿日: 2003/4/24 投稿者: "くろねこと。"
成長
とても大好きな漫画です。何度涙を流したことか分かりません。当時は、サイバラの他の漫画を知らなかったというのもありました。... 続きを読む
投稿日: 2002/9/12
人生って砂を噬むような。。。
数年前に読んだ時、泣いた。マンガ(しかも四コママンガみたいな
絵柄)で泣かされるとは。。。... 続きを読む
投稿日: 2002/3/22 投稿者: y
笑え!。
「ぼく、知ってんで。こうゆう時は、笑うんや」... 続きを読む
投稿日: 2001/5/7 投稿者: シマ
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