オリジナル盤が発売されたのはもう20年ほども前のことになる。
コレクターズの音楽はブリティッシュロックをベースとしながら彼ら独自の世界を再構築したものである。
ブリティッシュロックと言っても多様であるが、コレクターズがもっとも規範とするのはフーであろう。
彼らは日本の本物のモッズを自負しているのである。
しかしまた彼らはサイケデリックロックやグラムロックにも造詣が深いので時にはジミ・ヘンドリックスやデビット・ボウイのような曲も作ってしまう。
とことんにブリティッシュロックマニアの彼らは素敵なバンドである。
そして、ボーカルも含めて卓越した演奏能力を持ったバンドでもある。
マニアックさが災いしてかビックヒットがなかった彼らであるが、日本のロックの歴史には必ず残る本格派のバンドである。
本作品も凝った曲作りがなされており、シュールというか妄想的な歌詞が面白い。