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ぼくらは夜にしか会わなかった
 
 

ぼくらは夜にしか会わなかった [単行本]

市川 拓司
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

憶えていてね、と彼女は言った。 忘れないで。 美しく純粋な魂が奏でる、せつない祈りに満ちた純愛小説集。 なにを書いているの? と訊ねると、彼女は、わたしたちの物語、と答える。 わたしたちがここにいたこと、ここで出逢い、そしてともに生きたこと、そのすべてを書き残しておきたいの。わたしたちの運命がどこに向かっているのか、それを知ることができたらと思う。でもそれは所詮無理なことよね。だから、せめて忘れ去られてしまうまえに、こうやって言葉で残しておこうと思ったの。 去り行く定めにある者たちが抱く淡い夢。記憶の中に生きること。 (「いまひとたび、あの微笑に」より)

内容(「BOOK」データベースより)

憶えていてね、と彼女は言った。忘れないで。―美しく純粋な魂が奏でる、せつない祈りに満ちた純愛小説集。

登録情報

  • 単行本: 303ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2011/10/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396633742
  • ISBN-13: 978-4396633745
  • 発売日: 2011/10/26
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 101,966位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ユウ
小説の世界にすぐに入りこむことができました。
とても好きな小説です。
このレビューは参考になりましたか?
By dream4ever VINE™ メンバー
原発や電力、さらには経済の本なんかを読んでいると、心が渇いてきますよね。現実逃避したくなるんです。

短編6本、5本は雑誌に発表されたもの、1篇は書き下ろし。

これまでに
いま、会いにいきます。
恋愛写真ーもうひとつの物語
その時は彼によろしく
吸涙鬼 などをを読みました。

今回も市川ワールドは健在です。
都会でもなく田舎でもない、天文台があり植物園がある。そして回りのヒトと少し違う心の動き(いや、本当は誰もが持っている性質かもしれない)の中で展開する物語。

決してすべてがハッピーエンドにはならないのだけれど、なぜか子供時代の心にタイムスリップさせてくれるような薬効をもつ本です。

こんなテキストが素敵です。
去り行く定めにある者たちが抱く淡い夢。記憶の中に生きること。覚えていてね、と彼女は言った。忘れないで。
ぼくはページをめくり彼女の残した言葉をそっと辿る。時を過去へと遡るために、追憶に棲まう人々と再会するために、そして、いまひとたび彼女のあの微笑みに触れるためにーー「いまひとたび、あの微笑みに」

個人的には「花の呟き」が特によかったかな。ダムに沈んだ村の記憶。涙を誘います。
このレビューは参考になりましたか?
By ESTKO
なんだか知っている、空気感だったり、言葉だったり、何度も既視感を感じました、いつも感じる市川拓司の霧の掛かったような森、水辺、密かな光でひかる、言葉、優しさ、やるせなさが、自分の感性とシンクロするのを感じました。
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