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ぼくらのSEX (集英社文庫)
 
 

ぼくらのSEX (集英社文庫) [文庫]

橋本 治
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

21世紀を力強く生きたいと願う青少年たちへ、まったく新しい性教育の本。SEXって本当はどういうものなんだろう。男らしさ、女らしさ。恋愛と友情、純愛とSEX等、人間関係をもとに説く。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

SEXって本当はどういうものなんだろう。男らしさ、女らしさ。オナニーがSEXの基本。「純潔」ということ。恋愛と友情、純愛とSEX。SEXに関する「かんじんなこと」ほか全39章。SEXにまつわるさまざまなギモン、本当に知りたかったコトを、橋本治がわかりやすく解きあかす。コドモもオトナも、初心者からエキスパートまで、読んで役立つ、タメになる新しい性のテキスト。

登録情報

  • 文庫: 336ページ
  • 出版社: 集英社 (1995/6/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087483495
  • ISBN-13: 978-4087483499
  • 発売日: 1995/6/20
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 239,584位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 杉井伸二 VINE™ メンバー
形式:文庫
「正しいSEX」とはどういうものか、ということについて橋本治が書き下ろした性教育の本。

 子供にとってのSEX観からはじまり、成長にともなって起きること・考えること、「母親になる」ということやサディズム、マゾヒズム、同性愛、AIDSに至るまで、性の周辺のさまざまなことがらについて垣根を設けずにとりあげ、作者独特の視点でまじめに解説を加えていく。性の問題を語る場合には肉体や行為などの視点からアプローチをしていくケースがあるが、本書では性をどのように考えていけばよいかという精神面において、心の拠り所となる考え方をわかりやすく提示してくれる。SEX評論書としてみれば、読み物としても面白い。

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:文庫
『桃尻娘』の橋本治が書く、その名も『ぼくらのSEX』。後に彼はちくまプリマ−新書という中高生向けの新書レーベルを自ら立ち上げることになるのだが、本書はまさにプリマ−新書に入っていてもおかしくない、中高生に向けての「橋本流性保健体育」といえるだろう。

第二次性徴のときに訪れる男らしさや女らしさ、生理がある意味、オナニーの語源まで、もちろん作家橋本としてのひねくれた部分も多少は残されているが、オーソドックスな事実的な記述も忘れてはいない。

38もの長短さまざまな章からなる本書。第二次性徴や初潮、オナニーから変態プレイ、AIDSまで縦横無尽に語り尽くしているのだけれど、橋本が性にいて考えるときのそのモットーとは、おそらく「自分の感覚に素直に向き合いなよ」ということだろう。それはもちろん、自分の中の同性愛的な資質や変態プレイに対する志向などを無理に隠さなくていい、というレベルのことでもあるし、それだけではなく、性的な問題一般に対して思春期に抱える葛藤、その葛藤に最終的にどんな落とし前をつけようとも、まずそれを受け流すのではなくちゃんと向き合いなよと、著者は主張する。

性の目覚めを体験する若人たちに橋本は、SEXについて先へぐいぐい行けとはもちろん言わないが、過剰に踏みとどまるなとも諭さない。もっと先に行きたいという思ったならいけばいいし、いや、怖いからもすこしここに踏みとどまって起きたいということも、橋本は反対しない。

『桃尻娘』を彷彿とさせる文体は、ときに頼もしいお兄さんのように、ときに優しいお姉さんのように感じられるから不思議だ。思春期の葛藤すべてを許そうという、表面はぷにぷに柔らかいけれど絶対に破れることのないバリアのような著者の気概のようなものが行間から伝わってきて、頼もしい。
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