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53 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界の命運を握る演奏,
By サン - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ぼくらの 7 (IKKI COMIX) (コミック)
今まで、個人の考えや感情などの内面的部分にスポットを当ててきたが、この巻から、本格的にジアースを巡る外側の人々の話へと移り変わってきている。ジアースの存在を発表されて、ジアースとパイロットについてのマスコミの報道姿勢や、それを見た民衆達の態度と反応、偽物の登場など、この物語が現実であったら起こりうるであろう出来事が次々と発生してきている。またこの巻から新しく始まった描写がある。それは、パイロット達の親の描写だ。今までの親達は、自分の子供がパイロットだとは知らなかったが、今度は、事実を知った親の立場の話になってきている。その時、親達が何を想い、どう行動するのか、非常に興味深い話になっている。それに関連して、この巻で最も印象的だと感じたコモのエピソードは虚しくて、どこかやるせなくて、そしてとても切ない。
21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
新刊,
By
レビュー対象商品: ぼくらの 7 (IKKI COMIX) (コミック)
個人的に今一番続きの気になる漫画。綿密に練られた構成や、ストーリー展開は本当に舌を巻くほど巧みで、すでに言われているがじっくり読まないとわからないくらい伏線の張り方が自然で巧妙。契約者の数も少なくなり、やはり気になるのは「未契約者」と「結末」だが、自分の予想通りなのか、それともウラのウラをかかれるのか、想定外のことが起きるのか…非常に楽しみである。この作者のことだから見事に読者の期待と予想を良い意味で裏切ってくれるのだと、信じている。賛否両論が見事に二分する前作の「なるたる」のラストは僕は好きだったが、この「ぼくらの」は絶対そういう終わらし方をしてはいけないと思うので……今後の展開を想像しながら、来る日のラストを心待ちにしています。
5つ星のうち 5.0
今更ですが、もっと評価されるべき,
By
レビュー対象商品: ぼくらの 7 (IKKI COMIX) (コミック)
当時はどの様に結末に向かうのかへの興味が強くて、次々と死ぬパイロットの描写にも読者が慣れてきたためか、中だるみ的な評価もちらほらあった巻です。なおかつ、アニメ化が同時進行した時期で、6巻付近からアニメ版と内容剥離がはっきりしておりますが、個人的にはこの6,7巻以降が真骨頂だと思います。作者前作のなるたるでは「その他大勢による復讐の連鎖」が物語を絶望的な結末へと導いていきましたが、本作では作品としてはそこから一歩進んだ内容を提示してくれています。避け得ない娘の死を前提とした二組の父娘をからめて社会との関連を描く事で、本作に先んじた各種のセカイ系作品やなるたるを踏まえての作者なりの回答を示しているのかな、と思って読むと感慨深いものがあります。 残り4巻での展開を考えると、こういう話を描くのはこの巻しかないのですよね。2011年にはアニメのまどか☆マギカ(これも好きですが)が大ヒットしたことを考えると、漫画原作で当時ここまでやったのはすごいと思いつつ、アニメ化の結果をつくづく残念に思います。
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