タイトルである「ぼくらの」 この由来が明らかとなる巻です。
それぞれの思いを持って散っていったパイロット達についても
少しずつではありますが触れられており、改めて1巻から丁寧に配置された
複線をひとつずつ確認しつつ、読み直してみたくなりました。
この本は読み進める上で、今まで読んできた本の中でダントツに
生命力を削られる本なので、あまり読み返したくはないのですが(笑)
さて、9巻のラストで契約しようとした彼女。
それに対してコエムシは「契約できるはずがない」と思っています。
契約できるはずはない、契約する必要はない。
なのに、なぜ彼女は契約しようとしたのでしょう。
今までの積み重ねられてきた命の話、丁寧に描かれてきたもの。
優劣つけられないくらい、全てが素晴らしい話でした。
それがあったからこそ、彼女の行動に何の矛盾も感じなかったのだと思います。
同じ方が描いている「なるたる」はかなり突拍子もない終わり方だった。と
どこかで拝見したことがあるのですが…「ぼくらの」はどうなるのでしょう。
次の巻が待ち遠しくて仕方ありません。