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ぼくは怖くない (ハヤカワepi文庫)
 
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ぼくは怖くない (ハヤカワepi文庫) [文庫]

ニコロ アンマニーティ , Niccol`o Ammaniti , 荒瀬 ゆみこ
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

その夏、ぼくは廃屋の裏で隠し穴を見つけた。中には鎖に繋がれた男の子が!彼は誰?なぜここに?痩せ細った姿に同情し、食物を差し入れし始めたぼくを彼は天使だと言う。同じ頃、大好きなパパが出稼ぎから帰ってきた。以来、怪しい男たちが家に出入りするようになる。ある日、ふと目にしたニュースで、ぼくは自分の身辺で進行する恐ろしい犯罪に気づくが…少年ミケーレの友情と葛藤を描くヴィアレッジョ賞受賞作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

アンマニーティ,ニコロ
1966年ローマ生まれ。94年に長篇『えら』Branchieでデビュー。若者たちの社会的、心理的状況を生き生きと描くことで、十代から二十代の読者の圧倒的な支持を得た。96年に短篇集『ぬかるみ』Fango、99年には第2長篇『きみをつかまえて、さらっていく』Ti Prendo e Ti Porto Viaを上梓。2001年に発表した『ぼくは怖くない』が、本国イタリアで4カ月連続フィクション部門のベストセラー・リストに入り、ヴィアレッジョ賞を受賞。米仏独など8カ国で翻訳され、海外でも高い評価を受けており、映画化も進行中

荒瀬 ゆみこ
1961年生まれ、大阪外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業、イタリア文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: 早川書房 (2002/12)
  • ISBN-10: 415120024X
  • ISBN-13: 978-4151200243
  • 発売日: 2002/12
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
子供が自然体 2005/1/26
形式:文庫
のせてくる文章で、読んでいる途中で中断するのがもどかしいほど。映像のような描写。わかりやすく明快で、
ミケーレが妹に話す御伽噺など、読んでいるこちらのほうがその先を聞きたくなる。
また少年のお母さんの描写が、なんともイタリアっぽくていい。
もっと話の続きを知りたいと思う作品です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Violetta VINE™ メンバー
形式:文庫
学校の課題でイタリア語の原作を読んでいるのですが、荒瀬ゆみこさんの訳は、原作の持つ、少年らしい感性や、その短めで訥々とした語り口を上手く表現していると思います。

夏休みの課題で何か一冊文庫本を読まなくてはいけない中学生や、ほかに宿題はあるけどどうも退屈ぎみの高校生に、どこまでも広がる麦畑とうだるような暑さを思いながら読んでほしい小説です。

「B級ホラー映画やコミック雑誌が大好きな少年だった」著者も、大学で生物学の卒論が書きあがらず、代わりに書いた小説がエイナウディというイタリアの大手出版社の目にとまった、という風変わりな経歴があります。そんな人が書いた小説ですから、とても読みやすいのです。これも映画化された、スティーブン・キングの『スタンド・バイ・ミー』のお好きな方にもお勧めです。

どちらの小説にも言えることですが、少年らしい無邪気さやユーモアにあふれるものの見方を通して描かれているものは、実は、彼らの背景にある大人の社会の苦しく暗い現実です。といっても、この小説は悲壮感はなく、むしろ不思議な明るさのうちに終始しているのですが、やはり、南イタリアの貧困、裏社会の秘密や暴力との接触、という重いテーマにも関わっているのです。

「著者のニコロ・アンマニーティは1966年生まれ。このお話は、作家自身がバジリカータからプーリアにかけてひろがる原っぱで車を走らせながら、荒れた土地に暮らすこどもたちのフラストレーションに触発されて、書き上げたという。」(訳者解説)

おまえだってこんな生活もういやだろう、豊かで大きな街に行きたいだろう、と父に言われてうなづいても、秘密と不安のなか、友達や泣き虫でぐずな妹には、「僕は怖くない」と言い切る少年。南イタリアの局地的な状況を越えた何かが、そこにはあります。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By miobebe
形式:文庫
ミケーレ少年が愛おしい。きっと大人になったらイイ男になると思う。幼い妹をかばっておぶってやったり、眠れない夜にお話ししてあげたり。家族と友情と、正義と生活と、小さな手には余るような大きな問題にたくさんたくさん悩んで、成長していくんだろうなあ……こんなカンジですっかりハマッてしまったので、本日の映画初日にも行ってしまったが、これがまた予想以上にイイ出来! 日本人には体験し得ない、一面の金色の麦畑と鮮烈な青空がすばらしかった。もちろん少年少女もかわいいしね。原作には脚本に著者が参加してるそうで、かなり忠実。原作も映画もイイなんてなかなかないと思うので、とっても貴重。
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