覚醒してどんどん昔のことを思い出していくアリス。
だけど、思い出すのはシオンに愛されていないという現実だけ。
前世での思いは、現世ですれ違ったままになります。
モクレンが、シオンを受け入れた場面なんかは涙ものです。
「好きよ、そんなあなたが好き」
なぜ、モクレンは言葉に出して、きちんと好きなのだといわなかったのでしょうか。
まあ、作者の目論見なのだから、仕方ないかなとは思いますが。
輪の手先によって、月メンバー、田村、未来路までもがバラバラになり、そしてアリスは
手先の手に落ちます。
眠り薬をかがされて、それでも月の夢を見るアリス。
未来の輪を助けるために、最後の奇跡の力を出して、地球とシンクロするモクレン。
モクレンの最後は、切なくて悲しくて、そしてただ独り残されていくシオンを思う。
最初の一巻の内容と、リンクさせるあたりが、うまい話だなあと感心させられてしまいます。
ボク球シリーズ、涙なくしては読めません。