主人公はいわゆるホラー映画の「生きた人間を喰らう怪物」ではなく喜怒哀楽の感情があるゾンビなんです。 そして迫害を受けるゾンビの現状を「ゾンビも人間だ」と社会に訴えゾンビの権利を得る為に活動します。
その過程での恋愛、友情、生きること等の描写がユーモラスでシュールです。
主人公はセラピスト(人間)のカウンセリングを受けていたり、ゾンビ仲間はベジタリアンや「プレイボーイ」に夢中のやつ
深い人生訓を述べるやつ、人間のふりをして弁護士までしています。
ほとんど人間みたいなものです。読んでいくうちに差別はいけないぞ!ゾンビにも市民権を!と思うのですが しかしゾンビの習性が現れだして・・・
設定が愉快なので読めます。それが全てです。
でもグロテスクなゾンビがハロウィンで仮装したり、ザ・フーを聞きながらドライブしたり、セラピストとのやりとりのなどの
日常生活の場面だけでも十分楽しめました。