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最初のページは、僕の「目」のドアップからはじまります。そして、「うちの庭」というなじみの深い場所へ、町内地図へ、日本地図へ、世界地図へ、そして、太陽系、銀河系、大宇宙へと、視点がどんどん広がっていきます。
そして、「そうです、あなたはいま、」と前置きしてから、「大宇宙の、銀河系の、太陽系の、地球と言う星の…」と、視点が再び「僕の家の庭」にまで戻って来ます。子どもにもわかるように、「日本や地球や宇宙の在り方」を説明する絵本なのです。
この本のテーマは、大袈裟に言えば、「アイデンティティの探索」だと思います。この絵本は、「自分とはいったい何物なのか」というテーマを、宇宙という果てしない視点から子どもに向かって問い掛けているのです。
もちろん、絵本を読む世代には、その答えは難しすぎるし、作者だって求めてもいないでしょう。子どもにとっては、まだ、「どんどん広がっていく世界が面白い絵本」程度の理解でしょう。
けれど、「果てしない世界に「自分」が存在する」という事実に対する驚きは、小さな子の心にも、きっと深く残るのではないかとも思うのです。
「自分探しの第一歩」「広い視野で物事を考える第一歩」を踏み出させてくれる絵本です。オススメです。
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