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ぼくと1ルピーの神様
 
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ぼくと1ルピーの神様 [単行本]

ヴィカス・スワラップ , 子安 亜弥
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

映画化決定! 世界16ヵ国語に翻訳された奇蹟の物語 <P>学校にも通わなかった。<BR>本も読まなかった。<BR>でも確かに、ぼくは「答え」を知っていた。 <P>クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ち取った少年ラム。警察は、孤児で教養のない少年が難問に答えられるはずがないと、インチキの容疑で逮捕する。しかし、奇蹟には理由があった <P>殺人、強奪、幼児虐待……ずっと孤独に生きてきた少年が、インドの貧しい生活の中で死と隣あわせになって目にしてきたもの。それは、偶然にもクイズの答えでもあり、ほかに選びようのなかった、たった一つの人生の答え。 <P>幸運を呼ぶ1枚のコインだけを頼りに生きてきた孤児の、残酷だけれど優しさに満ちた物語。

内容(「BOOK」データベースより)

クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。警察は、孤児で教養のない少年が難問に答えられるはずがないと、インチキの容疑で逮捕する。しかし、奇蹟には理由があった―。殺人、強奪、幼児虐待…ずっと孤独に生きてきた少年が、インドの貧しい生活の中で死と隣あわせになって目にしてきたもの。それは、偶然にもクイズの答えでもあり、他に選びようのなかった、たった一つの人生の答え。幸運を呼ぶ1枚のコインだけを頼りにしてきた孤児の、残酷だけれど優しさに満ちた物語。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: ランダムハウス講談社 (2006/9/14)
  • ISBN-10: 4270001453
  • ISBN-13: 978-4270001455
  • 発売日: 2006/9/14
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 80,451位 (本のベストセラーを見る)
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28 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文句なしの面白さ, 2006/10/21
レビュー対象商品: ぼくと1ルピーの神様 (単行本)
この本はフィクションではあるが、ストーリーは、インドの現実を基にして、展開している。格差社会、暴力、孤児、売春など、絶望的な生活のなかで暮らす主人公が、そのなかで生き抜こうとする過程で、様々なことを学んでいく。それらが、クイズ番組で勝ち抜いていく糧となる。

主人公の経験が、偶然にクイズに出題されたわけではなく、主人公の正義感、まじめさ、絶望に屈しないたくましさが、彼を導く。決して運ではなく、彼の人生観が、彼の人生を救う。

救われない人々の描写もあり、残酷な部分もある。著者はインド人の外交官であり、こと細かな描写が、ストーリー展開を、よりリアル感のあるものに仕立てている。もし、ストーリーに、この描写がなければ、薄っぺらいものになっていたかと思う。

インドの悲しい現実を反映したこの小説に対して、「面白い」というのは不謹慎かと思うが、とにかく引き込まれた。雰囲気は、ドミニク・ラピエールの「歓喜の街カルカッタ」を軽くしたような感じ。ショッキングであり、スリリングであり、最後にはほっとさせられる本書は、自分にとっては、今年ベスト1の小説。お勧めです。
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 現代インドの抱えている現実, 2007/3/11
By 
ringmoo (愛知県高浜市) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: ぼくと1ルピーの神様 (単行本)
非常に良くできていて面白い本でした。

クイズ番組に正解し、十億ルピーの賞金を手に入れた主人公が、警察に逮捕されるところから始まります。

合計13問の問いと答えの間には、主人公の波瀾万丈の人生がありました。その貧困層の彼が舐めた辛酸は、現代インドの抱えている現実そのものでした。作者の意図はここに尽きると思います。

更に言えば、ラム・ムハンマド・トーマスという主人公の名前で、宗教による偏見や差別にもちくりと釘を刺します。

最後は、ハッピー・エンドで終わるのですが、他人のための行いをしていれば、報われるとともに、「幸運」というのは向こうからくるものではなく、自分でつかみ取るものだと言っているようです。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自国をしっかりと見ている外交官, 2007/2/14
レビュー対象商品: ぼくと1ルピーの神様 (単行本)
外交官が自分の国の現実をフィクションを通して描いている。えぐい描写も多々あるけれど、インドで実際問題になっていることばかり。日本の官僚に、ここまで自国の問題点を公表できる奴がいるのか?我が『美しい国』の汚い面を沢山知っているでしょうに。そんなん出しちゃうと、アラブの国で大使をやってた人のようにクビになるんだろうなぁ。アメリカでも日本でも、『元』という肩書きが付くと急に発言しだすけど、この本を出した作者が現役で外交官を続けているんだからインド、意外とすごいな。
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