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ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)
 
 

ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫) [文庫]

樋口 有介
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

高校二年の夏休み、同級生の女の子が死んだ。刑事の父親と二人で暮らすぼくは、友達の麻子と調べに乗り出したが…。開高健から「風俗描写が、とくにその“かるみ”が、しなやかで、的確であり、抜群の出来である」と絶賛され、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した、青春ミステリーの歴史的名作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

樋口 有介
1950年群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞し、デビュー。90年『風少女』で直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 329ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2007/05)
  • ISBN-10: 4167531054
  • ISBN-13: 978-4167531058
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
夏が詰め込まれているように感じます。あの独特の気分の高揚、気だるさ。
いつまでも鳴き止まない蝉の声によって完全に捕まえられたあの空気感が全編に漂っている。やっぱり夏に読んでほしいです。この作品にこめられる「夏」を肌で感じられるから。

それと、洒脱の効いた会話がすばらしい。タイトルの台詞が出てきた場面など、何箇所か爆笑してしまいました。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TAKA
形式:文庫
新装版で復活しているのを見て、思わず買ってしまった。

久しぶりに読んでも、やっぱりいい。ミステリーをダシに、言葉がすれちがいながらも、少しずつ近づいていく少年と少女を描いた青春小説。「初恋」って、いいなぁ。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シロフォン トップ1000レビュアー
形式:文庫
高校二年の夏、同級生の女の子が死ぬ。刑事の父親と二人で暮らす「ぼく」は、友達の麻子とともにその真相を調べることになるが・・・ 

樋口有介氏の鮮烈なデビュー作。プロットだけに注目するならさほど目新しくはない。大人たち―刑事の父親と彼が好意を寄せる女教師を主人公に据えれば、二時間サスペンスになってしまいそうな素材。そうせずに高校生の「ぼく」に探偵役を割り振り、青春ミステリーとして描いて成功。この「ぼく」がかっこいい! つまりストーリーより、人物造形やディテールが断然すぐれているのだ。大人びた主人公がかっこよくて、セリフに工夫があって、個性的な美女が出てきて、脇役で笑わせられて、ほろ苦い結末が用意されていて・・・まさに高校生ハードボイルド。初版刊行時に読んだが、こうした青春ハードボイルド風作品は新鮮で、とにかく強烈だった。

樋口氏の小説が続々と復刊され非常に喜ばしいが、本作品は外せない! 夏に読んだ方が雰囲気が出ると思うが、それまで待たずに今すぐ、ぜひ!!
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