ブログで涙しながら読んだ「走れ!チャーリー号」
もう一度号泣できるかと、わくわくしながら読んだら・・・あれ?
ストーリーは同じだし、泣き所もあるはずなのに、なぜかグッとこない。
二度目だからか?いや、いい話は何度読んでも、そのたびごとに泣けるのに。
で、気がついた。
文庫本サイズにするために、あちこちカットしてあるのだと。
ケンメリシールを売るために、優等生ルートと不良ルートを使うところや
飛行機を使った宅配便の詳細、
エロフィルム上映しながらのその筋の方々とのマネーゲーム
すべてがあらすじ状態になっている。もっと書き込んであったはずなのに。
だからこそ、お金を稼ぐことの大変さや、高校生が金融知識を身につけて闘う面白さ、
どれもこれもがなんだか中途半端に感じられる。
ラスト近くの東名高速を自作車で走るところなんか、周りの大人たちの手助けが詳細にかかれていて、
人との出会いやつながり、そんなものを感じられて「ジーン」としみじみいい話だったのにな。
高校生同士のバカエロな会話、それも大事だし、ギャグ的なものも必要だとは思うけど
「神は細部に宿る」を実感した10巻でした。
ブログは再読していないので、ひょっとして削った代わりになにかエピソードが付け加えられていたのかもしれませんが「あ、これか」と見つけることは出来ませんでした。
いい本だとは思いますが、ブログ版をぜひ読んでみてほしいと思います。(そっちは無料だしね)