この本はフリージャーナリストの長倉さんが世界を写真に撮る中で体験してきたことと、若い人に向けて生きること、死ぬことを伝えるために書かれた本です。
アフガニスタンやエル・サルバドルなどでの人々の生の喜び、悲しみには胸が色々な物で一杯になってしまいました。
その中で、彼等は誇りを持ち生きていて、何が幸せで何が不幸かホントにわからないものだと感じました。
もちろん、命の危険や衣食住が満たされない状態は完全な幸せとは決して言えませんが、その中で自分の神に依り頼みながら支え合って生き続けている姿は人を輝やかせるのですね。
そして、9.11のとき私は高校生で世界情勢なんてあまりしりませんでしたが、その2日前に長倉さんに大きく影響を与えたアフガニスタンの英雄マスードは亡くなってしまっていたのはショックでした。
この本で初めて知った人物でしたけど、彼の人間としての度量の広さと苦悩する人間らしさに惹かれていただけに私も喪失感で一杯になりました。
最後に、日本は世界のたくさんの人に見られていることに改めて知りました。
そして真の世界の姿が少し見えた気がしました。