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何もない真っ暗な場所にいる「ぼく」
身体もなく、声もなく、けれども自分がここにあることを知る。
そして、過去を思い出そうと努力をして、
ある生き物になる。
その生き物のまま、現実世界を見ているのだが、
とある場所を見た途端、体が動かなくなって、
以前にいた何もない真っ暗な空間にもどってしまう。
そして、また「ぼく」は考えて・・・。
今度は別の生き物に。
そして・・・。
「ぼく」がいた暗い世界と現実の世界。
そのどちらともで、「ぼく」が見たり聞いたり、考えたりした全てが、
結末へと繋がっていく。
主役の「ぼく」の正体と、事件の全貌が知りたくて、
ついつい最後まで一気に読んでしまった。
「ぼく」が誰なのか、最後の最後まで明かされない手法、
子どもたちが大人の世界に挑戦する様、
どれもこれも面白かった。
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