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ぼく、牧水!  歌人に学ぶ「まろび」の美学 (角川oneテーマ21)
 
 

ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学 (角川oneテーマ21) [新書]

伊藤 一彦 , 堺 雅人
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 820 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

恋の苦悩、自然との一体感、未知の世界への憧憬、酒に溶けゆく魂・・自らの「あくがれ(=憧れ)」を求めて突き進んだ歌人・若山牧水の魅力を、堺雅人が恩師の歌人・伊藤一彦と3夜連続で語り合った師弟対談書!

内容(「BOOK」データベースより)

不安を生きる現代人に薦めたい、牧水の歌と人生。

登録情報

  • 新書: 246ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/9/10)
  • ISBN-10: 4047102539
  • ISBN-13: 978-4047102538
  • 発売日: 2010/9/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 105,848位 (本のベストセラーを見る)
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短歌というものに馴染みのない自分である。しかし、「文 堺雅人」という本で、堺雅人の文章と人柄には興味を抱いた。アノ、何を考えているのかわからない黒目がちの埴輪目!その奥の頭の中で、この人は、こんな風にモノを見、分析し、表現するのか。冷静で細心の心遣いで研がれた米のように無駄の少ない文章。これが、年若い役者さんの書いたものとは。そんな驚きと清新さを覚えた彼のことばに触れられえるなら・・・と、ほぼミズテンで購入。

堺雅人のかつての恩師であり歌人でもある伊藤一彦氏の人間的で適切なナビゲーション、そして教え子堺の打てば響く独自の鑑賞。ふたりの対談形式で、宮崎・早稲田大学出身という共通項を持つ若山牧水という歌人が教科書の写真や数行のプロフィールをビリビリと破り出てきたかのように、人物像が立ち上がり共感を持って感じられる。演劇というものに引き付けた堺の解釈も魅力的。

私がとりわけ気に入った歌は

・われとわが悩める魂の黒髪を撫づるとごとくに酒を飲むなり

・さうだ、あんまり自分のことばかり考えていた、四辺(あたり)は洞のやうに暗い

・なにゆゑに旅に出づるや、なにゆゑに旅に出づるや、何故に旅に

など。ダメダメな無頼派が、ここにもいたのか、と共感とともに面白く読んだ。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 ”こんにちわ 堺雅人です。僕はふだん俳優をしてます。”

このまえがきだけでも 堺雅人ファンはしびれますね。

文・堺雅人では 師というところに伊藤一彦さんが出てきますが
その師弟関係の絆を強めているのが牧水である。
牧水の歌とその背景を問答し
二人で「意味ある偶然」と「あくがれ」を語る。
牧水は旅が好きだったという話で
堺雅人さんは演じることが旅であり、伊藤一彦さんは歌を詠むことが旅である。
と言っている。
この本は不思議な堺雅人さんを牧水と伊藤一彦氏が紐(ひも)解いてくれている。
それと牧水のことを ”なるほど・・”二人が身近にさせてくれる本です。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
本書は宮崎出身の俳優・堺雅人さんが、高校時代の恩師である牧水研究家の伊藤氏と
やはり宮崎出身の歌人若山牧水について語り合った本である。
堺雅人さんの演技力には瞠目すべきものがあるが、牧水についても新たな感覚の読みがあり
ただ者ではない役者を感じるのである。

ダジャレのタイトルはどうかと思うが、それにしても
うらやましい才能、うらやましい師弟関係である。
『白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ』
この若山牧水の歌は、古関裕而の作曲でメロディもついているが、
ぼくが高校時代の先生は「歌ってみると意味が分かるかもしれない」とおっしゃった。
以下の詩は次のように続く。

幾山河 越えさりゆかば
さびしさの はてなむ国ぞ
きょうも旅ゆく
 
いざゆかむ 行きてまだ見ぬ
山を見む このさびしさに
君は耐うるや

この牧水を教えてくれたのは音楽の先生で,国語の教師は何を教えてくれたかちっとも思い出さない。

堺雅人さんは,本の中で「自分の周りにはどうして偉人伝に出てくるような人がいないんだろう」
と子どもの頃思ったと言うが,そういう「普通を変だと思う感性」が
今の役者・堺雅人の演技力を支えているんではないかと偉そうに思うわけである。

ところで、堺雅人さん、早く役者としては、売れなくなって、司会とかやってみませんか。
まあ,売れなくはならないから,売れているままでもいいんですけど。
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