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ほんもの
 
 

ほんもの [単行本]

J . H . ギルモア , B . J . パインI I , 林 正
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

偽物だらけのこの世界。だからこそ!

ディズニー、スターバックス、ナイキ。文化の違いも国境も壁も易々と乗り越え、独自のパフォーマンスを上げる優良企業に特徴的なものとは何か。
答えはたった一つ。「ほんものであること」それだけだ。
マーケティングの世界ではつとにその名を知られる二人が「経験経済」に次いで時代のキーワードに選び、つぶさに分析するのが、これである。それを「二一世紀の新たなマネジメントの原理」とさえ言い切っている。
では、ほんものとは何なのか。いたってシンプル。決して嘘をついてはならない。これが要諦だ。
今や世界中で偽装や粉飾が渦を巻いている。欺瞞と虚飾に満ちた世界だからこそ、消費者はいっそうほんものを求める。そんな偽物が溢れる世界だからこそ、「ほんもの」企業は千載一遇のチャンスなのだ。
そんな感性を捉えられるかどうかが企業の明日を左右する。
ほんものの作り方、価値の与え方、ちょっとしたコツや工夫を実にたくさんの事例を交えて説得的に明らかにしていくのが本書である。今までにない新鮮な気づきを得たい人にお勧めの一冊である。

内容(「BOOK」データベースより)

決して嘘をついてはいけない。これがほんものをつくる要諦だ。―食品や耐震設計の偽装、粉飾決算、偽装請負―。欺瞞と虚飾に満ちた世界だからこそ、消費者はほんものを強く求めている。ほんものを求める新しい感性が、深く静かに社会の底流を流れている。その感性を捉えることなくして、企業の明日はない。そして、それを満たせる企業のみが成功を手にする。新たな価値の実像を洞察し、その実現方法を克明に説く画期的な書。

登録情報

  • 単行本: 408ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2009/12/18)
  • ISBN-10: 4492556591
  • ISBN-13: 978-4492556597
  • 発売日: 2009/12/18
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By Coffey man トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
本書は、経済が経験経済に移行する中で、新しい消費者の感性として生まれてきている「ほんもの」とは何かを明らかにし、ほんものの経験経済(財・サービス)を提供できるほんものの企業だけが生き残れるとする経営書です。そして、本書には、ほんものをつくるためのフレームワークをディズニー、スターバックス、ナイキといった実際の企業を例にとって示されています。

ほんものをつくるためのフレームワークは正直言って難解で私の理解を超えるところがありました。著者は経営学者であり、ビジネス戦略を専門とするコンサル会社の創立者です。近年、消費者は、自らの人生においてこうありたいとする自分を表現するもの、いわゆる自分像にぴったりする経済価値をほんものとして購入するようになっており、提供される経済価値と購入者との間に十分震えあう共感をもたらすものが、消費者からほんものとみなされているとしています。本書の内容を実践するためには、エグゼクティブクラスが継続的に組織全体を引っぱっていかなければ実現は困難な課題であることはいうまでもありません。少なくても株主に横槍を入れられて腰砕けになり、短期的成果を追っかける、雇われ経営者には難しいでしょう。しいて言うのであれば創業者、もしくはカリスマ創業者のいた伝統的な大企業が可能性を秘めているでしょう。

では、企業のエグゼクティブでもなく、上記のような企業に所属してさえいない大部分の読者は本書から何を得ることができるのでしょう。経営書を読むとき私がよくやることは企業の進むべき方向性を個人や自分チームに置き換えて読むと自身のこととして読むことができます。本書にも同様の記述があり、個人が最良に行えるものに特化し、他の個人が最良におこなえるものと交換すれば、富は最大化される、とあり、基盤となっているのは個人が「ほんもの」であるということだと述べられています。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By オキムラ良二 トップ1000レビュアー
形式:単行本
顧客に対して決して嘘をつかない、誤魔化しをしない。誠実な姿勢を貫くこと。
これがほんものをつくる要諦である。人々はますます本物を求めている。世の中は
本物を謳ったほんもの、あるいは本物と謳った偽物で溢れている。

本書では、どのようにほんものをつくるか?ほんものとはそもそも何なのか?
その哲学的意味まで遡り、ほんものに対する感性を磨いてくれる。難解な箇所(私にとって)
も多々あり、自分自身がどれくらい理解できているのか正直自信がないが、
これから企業がいかにほんものに向かって進むべきか、どうあるべきか
そもそも自分たちの会社や製品は本物と言えるのか? などなど考えさせられる。

「自分がほんものなら、ほんものであると言う必要はない。」
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By shut_row VINE™ メンバー
形式:単行本
経済価値が、コモディティから製品、製品からサービス、そして以前著者達が説いた「経験経済」に移行する中、
より「ほんもの」を重視する消費者の感性が生まれてきています。

本書はその「経験経済」の著者パイン&ギルモアによる、「ほんもの」の企業、ビジネスとは何かの定義、
そして「ほんもの」となるためのフレームワークと実践企業の取り組み事例が豊富に紹介されています。

訳者あとがきにもありますが、正直、難解です。この「ほんもの」のコンセプトを説明するために、
哲学や物理学・相対性理論などを持ち出してたりしている点と、事例はスターバックスやディズニーなども出てきますが、
やはりアメリカ企業の事例がほとんどであるため、イメージしずらい部分が多いのも確かです。

ただ、それだけに企業やビジネス活動をこのような新たな視点・枠組みで捉えた理論は新しく、
非常に面白い内容になっています。

本書における大きなポイントである、「ほんもの」の考え方は、以下の2軸で考えます。
ひとつの軸は、提供する経済価値が「そうであると主張するもの(自己)である」かどうか
もうひとつは提供する経済価値が「それ自体(自己)に誠実である」かどうか。

例えば、「夢と魔法の王国」として有名なディズニーランドも、そこは確かに「夢と魔法」もなければ「王国」でもない点では「にせもの」である一方、
それを提供するという企業に対して「誠実」である点で「ほんもの」。つまり「にせもの・ほんもの」。キッザニアなども同様である。

企業や商品・サービスが本当に「ほんもの」である状態というのは非常に難しいことであり、
段階をおって「ほんもの」になっていくと著者は言います。場合によっては数十年も必要であると。経済価値自体を主張に合せるのか、
もしくは主張を提供しているものに合わせるのか。どう合せていくべきかのチェック指標も本書では紹介されている。

誤解をおそれずに要約するならば、ブランドで言えば、ブランドの提供する価値・約束と、
ブランドのコミュニケーションのギャップ・ズレを少なくしていくことで、より「ほんもの」に近付いていくものであると理解しました。
(もちろん、これだけでは語りきれない内容を包括していますが、便宜上)

そして「ほんもの」であると消費者に実感してもらうには、「経験」によって積み重ねられるものであり、
そのためには広告などのコミュニケーションによる(マス)マーケティングではなく、
「経験」を提供するためのプレースメーキングが重要であると著者は言います。リアルの場はもちろん、
Webも含めたポートフォリオを考えることが、重要であり、効果の見えにくい広告などへの予算を、プレースメイキングに投資すべきであると述べています。

概念的な話や、米国の事例が多く、理解が難しいのは確かではありますが、ブランドやCIなどを理解するうえで、
こうしたベースとなる考え方や枠組み・視点での見方を持つのと、表面上の理解とでは大きな差が出てくるものと思います。

コンサルタントの方はもちろん、企業のマーケティング担当者やコーポレートコミュニケーション、広報、そして経営者の方にお勧めです。
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