目の病気イコール手術、という常識に固まっていた私にとって、驚くべき内容だった。
食事、漢方、運動療法などによる治癒例として、白内障・緑内障・黄斑変性症といった
手ごわい病名も挙げられているからだ。失明寸前だった人が手術せずに(矯正後の視力で
あっても)生活できるレベルまで回復してゆく事例には、身体を大切にするという意味合
いからも、大いに考えさせられた。生活習慣の見直しにより免疫機能を高めることは、
どの病気にも役立つからだ。
著者は現在眼科として開業しているが、内科医としての経験も持つだけに説得力が増す。
勧めているサプリメントにしても、柿の葉茶や玄米のジュースなど、決して高価なもので
はないのも良い。
目の機能から各種眼病や心理面まで、解説は広範囲に渡っており書き方は丁寧。医学面
の知識がない私が読んでも無理なく理解できた。
自らの心身の力を信じる人にとって、非常に頼りになる一冊だ。