本書を読んで強く印象に残った部分をまとめてみました。ご参考にどうぞ。
養老先生の主張
・現代の文明というものはエネルギーに依存し、そのエネルギーを多量に使用して
いるのはアメリカ。アメリカ人の石油の使用量を半減させるのが先。
・環境問題について日本人の責任は60分の1。
(世界の人口が60億人、日本人が1億人として)
世界に対していい恰好しようとしても意味がない。
・京都議定書は政治的問題。だまされてはいけない。日本は温暖化しても困らない。
池田先生の主張
・地球は今までに何度も温暖化と寒冷化を繰り返している。
・日本はロシアなどからCO2の排出権を買おうとしているが、2兆円ほどかかる。
実にムダ。
・日本は毎年温暖化対策に1兆円を使っているが、今後100年間で100兆円使っても
問題は解決しない。問題が起きた後の対策を講じるべき。
両先生に共通するのは、問題を大きな視野で考えなさいということのようだ。
それができずにあらぬ方向に進んでいくことが「ほんとうの問題」なのかもしれない。