他の方が書かれているように、
主人公のキャラが著者本人かは気になるところですが、
終盤、頭のなかが爆発するように、それしかない!と息巻いて
その後の人生の黒歴史を抱えてしまう。それは誰しも経験があると思います。
謎の啓示、謎の気迫、謎の焦燥、謎の疾走感が体を駆け巡って、
クラウチングスタートで走った記憶がありありと思い出される。
小悪魔agehaを読んでるギャルは、そういうことするんだろうか?
装苑読んでる森ガールもしない気がする。
これは、サブカル女のひとつの到達点かもしれない。
と、同時に新しい反面教師本なのだと思います。
主人公が将来、唯一無二の存在になれるかどうかは、誰にも解らない。
でも、賢いことがそんなに大事なのか、むちゃくちゃでも良いんじゃないか?
と思えたことは、良かったのだと思う。少なくとも何かに気付いた時点で、
割り切ったり、考え切ることはできる。
自伝小説だと捉えた方が、私には救いがあるように思えます。
こんなに痛くても、有名で凄い人になれるんだよ?って。
中二病、なんちゃって多重人格の経験がある人は、是非読んで欲しいです。
女の子の方が入りやすいかな。記憶の扉が開いちゃうこと受け合い。