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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
サブカル女の苦悩,
By みよし (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ほんたにちゃん (本人本 3) (単行本)
他の方が書かれているように、主人公のキャラが著者本人かは気になるところですが、 終盤、頭のなかが爆発するように、それしかない!と息巻いて その後の人生の黒歴史を抱えてしまう。それは誰しも経験があると思います。 謎の啓示、謎の気迫、謎の焦燥、謎の疾走感が体を駆け巡って、 クラウチングスタートで走った記憶がありありと思い出される。 小悪魔agehaを読んでるギャルは、そういうことするんだろうか? 装苑読んでる森ガールもしない気がする。 これは、サブカル女のひとつの到達点かもしれない。 と、同時に新しい反面教師本なのだと思います。 主人公が将来、唯一無二の存在になれるかどうかは、誰にも解らない。 でも、賢いことがそんなに大事なのか、むちゃくちゃでも良いんじゃないか? と思えたことは、良かったのだと思う。少なくとも何かに気付いた時点で、 割り切ったり、考え切ることはできる。 自伝小説だと捉えた方が、私には救いがあるように思えます。 こんなに痛くても、有名で凄い人になれるんだよ?って。 中二病、なんちゃって多重人格の経験がある人は、是非読んで欲しいです。 女の子の方が入りやすいかな。記憶の扉が開いちゃうこと受け合い。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
胸が痛いが、すばらしい,
By
レビュー対象商品: ほんたにちゃん (本人本 3) (単行本)
「自分は特別なのだ」という当世若者の根拠レスな自意識が、やはり根拠レスであると心の底では思い知りながらも そうではないと振舞わなければ、自分が保てないという 痛々しさをとことんまで追求した傑作。 笑いのオブラートに包んではあるものの、 その痛々しさは尋常ではない。 それをここまで書きつめられる作者の腕(覚悟?)も 尋常ではない。胸が痛いが、すばらしい。
5つ星のうち 4.0
笑える痛さ。,
By
レビュー対象商品: ほんたにちゃん (本人本 3) (単行本)
個人的には若手ナンバーワンだと思ってる作家・本谷有希子の自伝的小説。すごいなぁ、またやってくれちゃったなぁ、というのが素直な感想です。すっかり信じているわけではありませんが、これが自伝だとしたらすごすぎます。こんな人、でもいるもんなぁ。 内容はちと方向性の違う「腑抜け……」のお姉ちゃんみたいな人のお話。他人事だと思って読めばひたすら笑える小説です。ただ、デフォルメされてはいるものの、こういう気持ちっておそらく誰もが持っているもので、そういう意味ではそうとう痛く響く小説でもあります。 本谷さん、いまのところハズレなし。(2008年5月現在)
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