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ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
 
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ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる [単行本]

加納新太
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

2046年―。同級生の長峰美加子と寺尾昇は淡い恋愛感情を持ちながらお互い口に出せずにいた。だが、その夏ミカコが国連軍の選抜メンバーに選ばれ、翌年の冬には宇宙へと旅立ってしまう。高校に進学したノボルとミカコは携帯メールで連絡をとりあうが、リシテア号が太陽系を離れるにつれて、メール送受信の往復にかかる時間は開いていくことに…。新解釈を加えた小説『ほしのこえ』決定版。

内容(「MARC」データベースより)

2046年-。同級生のミカコとノボルは淡い恋愛感情を持ちながら、お互い口に出せずにいた。だが、その夏ミカコが国連軍の選抜メンバーに選ばれ、やがて宇宙へと旅立ってしまい…。新解釈を加えた小説「ほしのこえ」決定版!

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: エンターブレイン (2006/9/29)
  • ISBN-10: 4757729731
  • ISBN-13: 978-4757729735
  • 発売日: 2006/9/29
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 271,603位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ARES
形式:単行本
「雲のむこう、約束の場所」の小説の著者である加納先生による新解釈の「ほしのこえ」ですね。新海誠作品の持つ独特の雰囲気が前作動揺にあふれていて、すごく心に染みました。
物語の構成はミカコ視点の「あいのことば」とノボル視点の「ほしをこえる」の二部構成でその中にもそれぞれに二人で過ごした時間と、二人が離れ離れになってしまった時間の二つに分けられるかなぁって感じです。新解釈と銘打ってますが、全然そんなことはなく、劇中の内容をより深めた感じで、とても良かったです。
ミカコの、大切な人ときりなはされてしまった辛さが、女の子らしい心理描写や思春期の心の揺れと絡んで、読んでいてとても切なかったです。ノボルも同様で大切な人のいない世界で苦悩する姿がとてもよくでています。「ほしのこえ」自体が話としてあやふやな所があるため、ちょっと文章が苦しいかなって思うところや、話の流れがイマイチ、ってところも多少ありましたが、新海誠作品の雰囲気をこれほど文字で崩さずに再現できているのはとてもすごいと思いました。
装丁も素敵です。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
新海誠監督「ほしのこえ」の小説版。
新海監督ではなく、加納先生がお書きになっています。

本の体裁としてはミカコが視点の「あいのことば」。
ノボルが視点の「ほしをこえる」で構成されている本です。
映画「ほしのこえ」が好きな方には、
オススメだと思います。

伝えられなかった思いを抱え、
メールでしか繋がることのできない距離を生きる二人。
ミカコにとって「いま送ったメール」が、
ノボルには「遠い未来のメール」になる。
距離が、現実が、二人を引き離してゆく残酷さ。
その中で気づく想いと真実。

それを、映画よりも少し詳しく理解できる。
それがこの本の良い所だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
小説版「ほしのこえ」

作品はミカコとノボル、それぞれの視点で描かれた2編で構成されている。

原作を観てから読んだためだろうか、ミカコ視点「あいのことば」の方がスクリーンを観ているような視点。ノボル視点「ほしをこえる」の方が一人称視点が強かった気がする。そのズレに違和感を感じたことは否めない。

けれど、2編構成にしたことでお互いの気持ちのギャップ、地上と宇宙に分けられた2人の心の葛藤が巧みに描き出されている。SFの要素が強く盛り込まれている作品のため、2人の関係がリアリティのないものになってしまわないかと思ったが、逆に世界観と2人の関係、心理を物語の中核となる部分でしっかり統合させている。

2人の物理的な距離が遠くなるにつれ、メールの内容や心理が次第に変化していく過程が見事。タルシアンとの関係もおざなりではなく、ミカコにとっての重要なトリックスターとなっている。

原作の持つスピード感と切なさは、若干弱いかもしれない。そのかわりに、原作では描ききれなかった、会えない恋人への「答え」が鮮やかに描かれていて、その変わった、共感を越えた場所にある価値観も面白い。SFでなかったら浅はかだろうと思う言葉が、この小説の中では印象深く残っている。

加納新太による「ほしのこえ」 原作が好きな人は、ぜひ一読して欲しい。
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