皆さんの評価が良さそうなので気になり読んでみました。
正直なところ、何が良いのかサッパリ分かりませんでした。
まずキツイことを言うようですが、文体が小学生の作文かと思うようなレベル。
「ぼぼぼぼ」とか「ぐああああ」とか、本当にこのままの表現です。
それが味というならば、私は好きにはなれませんでした。
また、収録されている2作品共に、主人公があまりにだらしなくて共感ゼロ。
行方知れずの人間の住所をあっさり入手する場面も非現実的。
個人情報保護の関係で、そんなこと無理でしょうに……と冷めてしまいました。
詳細部分での辻褄が合わないと、読者は白けてしまうと思います。
ただ、こういう文体は好みがハッキリ分かれるのかな、とも思いました。
ここでも良い評価があったり、実際にR-18文学賞で大賞の作品でもあるので、
「これが最高」と思う人も沢山いるのでしょう。
個人的には、なんでこれが受賞作なの?という感想です。
設定の斬新さ(も微妙ですが)だけで、強行突破したように思えます。
暮らしも性格もだらだらした女性に共感したかったり、
心が躍ったり沈んだりするような繊細な文体ではなく、
通勤通学途中にさ〜っと読みたいだけの方には向いてると思います。