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ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
 
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ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫) [文庫]

近藤 史恵
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

現場にほおずきが必ず残される殺人事件が起きる。同心・千蔭は歌舞伎役者・巴之丞と花魁・梅が枝の協力を得て事件の解決に乗り出す。男女三人が江戸の怪事件を解決していく時代ミステリー小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

吉原に幽霊が出るという噂がたった。幽霊が出た後には必ず縮緬細工のほおずきが落ちているという。騒動のさなか、幽霊が目撃された茶屋の主人と女将が殺された。下手人は幽霊なのか。女性が苦手な“二枚目同心”玉島千蔭は「じゃじゃうま娘」との縁談話に悩む傍ら、事件の解決に乗り出すが…。『巴之丞鹿の子』に続く「猿若町捕物帳」シリーズ第二弾。

登録情報

  • 文庫: 205ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/6/11)
  • ISBN-10: 4334746101
  • ISBN-13: 978-4334746100
  • 発売日: 2009/6/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
こんな犯罪 2008/12/4
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 「猿若町捕物帳」シリーズの第2弾。
 今回は吉原が舞台。巴之丞、利吉ら猿若町の面々も絡んでくるが、やや影が薄い。
 玉島千蔭の見合い話なんかも出てきて楽しかった。
 私は、あんまりこの著者の作品は評価しないのだが、本書は満足すべき水準に達しているのではないかと思う。思いもかけない結末だし、動機のグロテスクさも味わいがある。読後感の嫌さ加減も充分。
 あとは、著者の独特の美意識に付いていけるかどうかだ。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
吉原の「お玉」の話が虚実交じった不思議な感じで進み、
並行する千陰の縁談は、はねっかえり娘に振り回される。
二つは全然関係ないのに、近くをすれ違うような感じを持っていて、
それをまとめるような結末が良い。
「おいおいっ」という縁談の結末に次作品が楽しみ。
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5 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By minami19 VINE™ メンバー
形式:文庫
ほおずきを残してゆく幽霊、
どこかに閉じ込められているおたまという少女
白髪の夜鷹、死んだ夫婦の一人娘…
切れ切れに語られる様々な謎。
その謎はどこを向いているのか、縺れた糸を解した先に見えたものは
悲しい物語、そして事件の真相だった。

200ページ足らずの短い物語、
短い物語を莫迦にするわけではないけれど、

ページの薄さは、往々にして内容の薄さに繋がる…
しかし、この物語はその短さを全く感じさせない。
それこそ莫迦のように分厚い物語を作り上げるのも良いが、
短くても作り出せる深い物語があることを再認識しました。

舞台は吉原、艶っぽく色気を感じる物語。 
しかし、悲しい、やりきれないのは、
それも吉原が持つ性質故かも知れません。

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