怪異を引き寄せやすい高校を舞台に、美術部の純朴少年と妖怪少女その他有志の協力者達が、妖怪が引き起こす怪異を解決していく学園妖怪対処ラブコメの第四弾。
妖怪とそれが引き起こす怪異が日常の一部と化している独特な世界観は相変わらず。そして主人公の仲間がみんな強いので苦戦とは無縁な妖怪バトルも相変わらず。読者が安心して読める作風は今回も健在。
起承転結の間あまり調子が変わらないので盛り上がりには欠けますが、その分気軽に読めるので私は結構好きです。
学外に飛び出して活躍した三巻が面白かったので期待していたのですが、今回は学校に戻ってややテンポダウン。主人公とヒロインの関係に焦点を当てたせいか、全体的に二人の間がぎくしゃくする話が続いて、読んでいてもどかしい気持ちでした。
しかし主人公達が不調でも、脇を固める仲間達は好調をキープ。妖怪博士の先輩や犬神使いの委員長がいい味出してます。個人的にはメインとなる話の裏で密かに進行していた副会長のバレンタインデー(&ホワイトデー)の裏話が絶妙でしたね。
次の五巻では遂に主人公達の学年が一つ上がるわけで、後輩が新キャラとして出てくるかなー。脇役の使い方がうまい作品だけに期待してます。