ズシリと重いアルミボディー、ドイツ製の製図用シャープを彷彿とさせるペン先が突出したフォルム。
この先細のフォルムゆえ、文字の視認性が非常に良い。ドイツ製だとワンノックあたりの芯の送り出し量を
調整できるものがあるが、本機にはそれはない。その代わりに重要な機能が加わっている。
こういうフォルムの(4ミリ突出した)ペン先は壊れやすく、また、ペンケースやカバンなどを
破損しないか心配になってしまうが、なんとグラフギア1000には「危険な」ペン先を本体に収納する機構が
組み込まれているのだ。
(ノックによりペン先と芯が押し出され、クリップを押すとペン先の突出部が本体に収容される)
質感の高い重量ボディー・凝った工作の金属製グリップ・視認性の良い先細ペン先により、
書字のコントロールは容易で「ペン先を自由自在にドライブする感じ」を楽しめる。
0.3、0.5、0.7、0.9ミリと芯径が4種類もラインナップされていて、金属加工の精度、バネ機構・・・etc.は
日本製以外にはありえない精密感(芯は目的に合わせてお好みのものを選べば良い)。
高級万年筆メーカーの(数万円の)シャープも魅力的だが、機能美あふれる<ギア>が1000円で買えるのは嬉しい。
<グラフ><ギア>の命名に偽りはない。